東京の球場問題はかなり深刻で、高校野球や大学野球で使い物になる球場が東京都内には無い

東都大学二部リーグが使ってきた神宮第二球場は老朽化が進行していて人工芝は黒ずんでいてもはや芝といえるレベルにない。
しかも神宮第二の収容人数は5632人で、近隣の高校野球県大会の決勝会場、つまり千葉の県営千葉球場・千葉マリンスタジアム、神奈川のサーティーフォー保土ヶ谷・横浜スタジアム、埼玉の県営大宮球場などに比べるとかなり少ない。
東京ではほかにダイワハウススタジアム八王子が収容人数の多い球場となっているが、これは八王子と東京の中心部からは遠い場所もあり、また11289人のうち内野は3000人ほどと収容人数が少なく、
外野と内野の後ろに広い芝生スペースがあって収容人数を稼いでいるような状態だ。
そして神宮球場はもともと平日・休日の日中は東京六大学や東都大学一部リーグが枠を抑えているために、空いている枠はプロ野球に割り当てられるはずでたまたまヤクルトが遠征中で空きがあったナイターの時間帯というわけである。
高校野球がナイターで開催されたのはこのような事情がある

東京には神宮球場以外に大学野球や高校野球などで使い物になる球場がないのはかなり深刻で、
神宮第二の閉鎖が避けられない以上、そこそこ大きな球場を建て替えるor東京都内の他の位置に新球場を作るということをすべきだと思う。

まあ一時しのぎのために葉の県営千葉球場・千葉マリンスタジアム、神奈川のサーティーフォー保土ヶ谷・横浜スタジアム、埼玉の県営大宮球場などで東都大学二部リーグを開催が妥当なところだろう