日本リトルシニア中学硬式野球協会関東連盟の開会式が10日に神宮球場で開催され
たが、その中での「始球式シーン」が物議を醸している。
 始球式は「神スイング」「神ピッチング」で有名なタレントの稲村亜美が務めた
。相変わらずの見事なフォームで96キロを計測。自己最速の103キロは出なかった
が、大いに会場を沸かせていた。
ここまではよくあるシーンではあるのだが、問題となったのは「この後」である。
始球式は開会式の最後に行われており、グラウンドに整列した選手たちがマウンドを
空け、稲村を囲うような形に。ピッチングする稲村を360度囲うような形となってし
まった。
始球式終了後は歓声が上がったが、興奮冷めやらないのか、中学生たちは稲村を囲
んだまま大騒ぎ状態。
そして、戸惑っている稲村を囲う円が徐々に小さく......最後は中学生がなだれ込ん
でもみくちゃ状態、稲村もどこにいるのかわからない状態になってしまった。
アナウンスの「選手は元の位置にお戻りください」の声もむなしく響くのみ、まさ
に無法地帯と化してしまった。
「ネット上では『これはいかんだろ』
『そら中学生が稲村亜美間近にいたらこうなる』『運営が悪い』『稲村は大丈夫だ
ったのか』など、心配の声が多数を占めていました。
確かに大量の中学生が女性1人を囲んでいる状況は、見た目でもかなりコワイです
からね。話題になるのも当然といえるかもしれません。
『中学生に襲われてる』ように多少見えますからね......」(記者)