「僕が彼のことをどれほどまでに尊敬しているか、伝えたかった」
「僕はイチローと握手するために、話しかけたんだよ。僕が彼のことをどれほどまでに尊敬しているか、伝えたかったんだ。
彼のこれまでの仕事ぶりにも感謝したんだ」

 リンドーアの“イチローファン”ぶりは想像を超えるものだった。引退後に有資格1年目で米国野球殿堂入りする男に対する
愛情と敬意を伝えるために勇気を振り絞ったという。そして、長年の憧れの存在との“初会話”が実現した。

「英語で話したよ。イチローはスペイン語も話せるみたいだけれどね。彼みたいな人がスペイン語を話してくれると、それもクールなんだけどね」

 満面の笑みでこう語ったリンドーア。イチローと直接話した後、敬意はさらに高まったという。

「話した後も最高の気持ちになれた。すごいよ。素晴らしい人だった。僕はとにかく幸せだったんだ。イチローと話すという夢が叶ったんだよ! 
彼はこんな長い間、メジャーで活躍しているんだから。すごい人格者だったね。僕は彼を尊敬しているんだ」