0026名無しさん@実況は実況板で
2019/06/15(土) 15:33:48.89ID:XbUFfa7whttps://www.agrinews.co.jp/p47935.html
岐阜や愛知でまん延する豚コレラの影響で、家畜市場やと畜、内臓処理などさまざまな関係業者の経営が苦境に立たされている。
岐阜市食肉地方卸売市場では取扱頭数が発生前の半分以下に急減。養豚農家の出荷から精肉になるまで多くの業者が関わる地域産業だけに、経営者から深刻な訴えが相次ぐ。
発生後に営農を再開する農家は一戸もいない現実が重くのしかかる。(尾原浩子、関山大樹)
発生前の飼養頭数のうち46%(約5万1000頭)が殺処分された計算になる岐阜県。
同市場を運営する県畜産公社によると、発生前の2017年度は豚7万頭を取り扱っていたが、豚コレラの影響で今年度は2万5000頭にまで激減する見通しだ。
発生前は20戸だった出荷農家は7戸に減った。枝肉のせり価格は1・3倍程度高騰しているが、出荷頭数が長期間減り続け、経営を直撃している。
同公社の浅野渉常務は「飼育から精肉までたくさんの人が携わる畜産業だけに、影響は計り知れない。死活問題だ」と状況を説明する。
同市場で内臓など牛や豚の副産物処理を担当するトーカイ・パッカー。1日300頭受け入れていたが、今は30頭を下回る日もある。
売り上げの減少を人件費削減でしのいできたが、代表の福田正夫さん(60)は「もう限界。岐阜から養豚業が消える事態だ」と危機感を募らす。