https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190705-00012498-cbcv-l24
6月、三重県いなべ市の野生イノシシから三重県で初めて「豚コレラ」が検出されたことを受け、三重県は5日から、野生イノシシへのワクチン入りのエサの散布を始めました。
6月25日、三重県いなべ市の野生イノシシから三重県で初めて豚コレラが検出されるなど、これまで県内ではイノシシ4頭が豚コレラに感染しています。
これを受け三重県は、7月下旬に予定していた野生イノシシへのワクチン散布を前倒しして、5日、いなべ市の5か所で散布しました。
また三重県職員に対し散布作業の実演も行いました。
ワクチンはトウモロコシを使った固形のエサに入れられ、イノシシの好物だという米ぬかなどを撒いた土の中に埋め、監視カメラでイノシシが食べたかを確認します。
食べたイノシシには抗体ができ、ウイルスに感染しなくなるということで、三重県はいなべ市のほか、桑名市や菰野町でも順次、散布する方針です。