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第123話(13)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
目黒[[[[[ボキ――
―――――.ッ!!!
!!!!!!!!!
!!!!!!]]]]]
イッカク[[[[[!!!
!!!!!!!!!
!!!!!!!]]]]]
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
目黒は渾身の力で
イッカクの右親指と人差し指
そして中指をへし折った.
第123話(13)終 第123話(最終編)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
コ.∵ォ∴∵オ∵∴ォ
[西千葉市立]┳┳┳
[花草森公園]┻┻┻
∴.∵∴∵∴∵∴ォ∴
∴オ∵ォ.ォ∴オ.ォ.
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
.┃┃━━━━━┃┃
.┃┃─○───┃┃
.┃┃─────┃┃
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∵∴[鬼].[鬼]∵∴∵
[鬼][鬼].[鬼].[鬼].
[鬼][鬼]...[鬼][鬼]
[鬼][鬼]∴.∵∴∵∴
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
海.ニカク
そして
狂乱鬼連合部隊が
花草森公園に
到着する.
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
オ∴∵∴∵.∴∵∴∵
∴.∵ォ∵∴∵∴∵∴
海「……[汗]」∴.∵
∴.∵∴∵∴∵∵∵∴
∴.∵∴∵∴オ∴∵∴
ニカク「兄貴の下へ
急ぐぞ!![睨]」∴.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
第123話(終)∴∵∴∵
【アウト OUT】∴.∵ 【OUT アウト】
第124話(1)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
目黒とイッカクの
死闘!!.
その場に
狂乱鬼の援軍が
ついに
到着してしまった!!.
海「この 花草森公園は8.4ヘクタール」
海「東京ドーム 約2個分近くに相当する
かなり広い公園だ……」
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
.┏━━━━━━━┓
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.ΞΞ∵∴∵∴∵ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.≡≡∴┏━┓∴≡≡
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
海「雑木林も多く
出入り口だけで22
か所ある…」
第124話(1)終 第124話(2)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
コォ∴∵オ∵∴ォ.オ
海「現在ここにいる
本隊15人以外に」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
∴[ニカク]∵[海].∴
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
[鬼][鬼]∴[鬼].[鬼]
[鬼][鬼]∴[鬼][鬼].
[鬼][鬼]∴.[鬼][鬼]
[鬼]∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
海「ポイント2〜7
のメンバーも 別の
出入り口に順次到着
してる」∵∴∵∴.∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
海「目的は
7代目斬人親衛隊長
目黒修也の拘束だ」.
第124話(2)終 第124話(3)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∵オ.∵∴∵ォ∴∵
海「人間一人を拘束する場合」.
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
[鬼][鬼]∴[鬼].[鬼]
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
海「拘束する側は
最低でも4人は必要になる」.
∴∵∴.∵∴∵∴∵∵
∴∵∴.∵ォ∵∴∵∴
海「目黒捜索は最低
二人一組で行い」.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∵∴[鬼][鬼][鬼]∵.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
海「発見した場合は
俺かニカクに必ず
報告する事」.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
海「目黒はかなりの
猛者だ…」.:
ニカク「…[閉目]」.
海「その場で拘束する場合」.
ォ∵∴オ∴∵∴.∴∵
海「近くの仲間と連携して」.
∴∵∴.∵∴∵∴∵∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
賢三「………」∴.∵
哲「……[腕組]」∴.
∵∴.∵∴∵∴∵∴ォ
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
海「できるだけ大人
数で行動に移ってくれ」:
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
第124話(3)終 第124話(4)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
オ∵ォ∵∴.∵∴∵∴
海「目黒を拘束した
場合も 半殺しくらいならかわまないが
間違っても 絶対に
殺さない事…」.
∵∴∵∴.∵∴∵オ∵
∴∵∴.∵∴ォ∴∵∴
狂乱鬼「っス[汗]」.
狂乱鬼「っス[汗]」.
狂乱鬼「っス[汗]」.
∴∵∴∵∴.∵∴ォ∵
ニカク「………」.
海を
横目で見るニカク.
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
海「現在22時で
ほぼ人通りは無いが 絶対じゃない」.
海「わかってると
思うけど 通報されるとかなり面倒になる」.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∴.┏━━━━┓∴∵
オ.┃∴12∵┃∴オ
∴.┃9\/3┃∵∵
.∴┃.∵6∴.┃.∴
∴.┗━━━━┛∴∵
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∴.∵∴ォ∵∴∵∴∵
海「だから 一般人と
接触は極力 避けて
くれ」.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
第124話(4)終 第124話(5)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∵ォ∴∴∵.∴ォ∴
[眼鏡調整].
海「もしデコに
パクられた場合は」.
∴∵∴∴∴∵.∴∵∴
海「絶対に 以前
伝えた方法で切り抜ける事……」.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∵∴∵∴∴∵∴.∵∴
海「もし それで∴∵
上手く行かなかった
場合は……」∴∵.∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∵∴∵∴∴∵∴.∵∴
海「連帯責任になる
事を忘れるなよ……
[睨]」∴∵∴.∵∴∵
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
∵∴∵∴∴.∵∴∵∴
[ゴクッ[生唾]].∴∵
狂乱鬼「[汗]」∴.∵
狂乱鬼「[汗]」∵.∴
狂乱鬼「[汗]」∴.∵
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
狂乱鬼「[汗]」.∴∵
狂乱鬼「[汗]」∵.∵
狂乱鬼「[汗]」∴∵.
[ゴクッ[生唾]]∵.∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∵∴∵∴∴∵∴.∵∴
海の言葉に
生唾を飲む
狂乱鬼メンバー.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
海「俺からは以上
だ!!」=.∴∵∴
海「ではすぐに∵.
行動に移ってくれ!
!」=諱∵.∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
狂乱鬼メンバー「
ウス!!」=.∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∵∴∵∴∴∴∵∴.∵
第124話(5)終 第124話(6)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
ダ.ダ.ァ∵ア∵ァ.ァ
∧∧∧∧.∧∧∧∧∧
..[鬼].[鬼]..[鬼]..
[鬼].[鬼][鬼]..[鬼]
.[鬼][鬼].[鬼].[鬼]
∧∧∧∧∧∧.∧∧∧
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
行動に移る
狂乱鬼メンバー.
賢三「で…哲」.
賢三「例の狂乱鬼の
ベースヤードの場所
はわかった?」.
∴オ.ォ∴.∵オ.∵ォ
哲「いやまだだ……
ラスト5か所までは
絞り込めたが…
どの場所が本拠地か
はまだ掴めてねぇ…」.
賢三「…………」.:
哲「おそらく その
5か所を日によって
場所を変えてる可能
性が高ぇな…[腕組]」.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
賢三「なるほどねぇ
海くんらしいなァ…
[冷]」.
第124話(6)終 第124話(7)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴オ∴∵∴.∵∴∵∴
哲「しっかし 海の野
野 この件については
口が固ェよな」.
海「…[スマホ見]」.
賢三「仕方がないさ
……」:
賢三「ボスの正確な
居場所が特定される
のは恐いからね」.
∴∵∴∵∴.∵∴ォ∴
∵∴∵∴.∵∴∵∴オ
哲「けど賢坊」.
哲「何でそんなに
奴らの本拠地が気
になるんだ?」.
賢三「この手の
ヤバイ仕事を受ける場合」.
賢三「最も大切にな
る事の一つが
依頼人の現状把握だ」.::
∴オ∴∵ォ.∵∴オ∴
賢三「身元や人間関係 財務状況など
情報は多ければ多い
程いい…」.
海「…[スマホ見]」.
ニカク「[腕組]」.:
賢三「情報が多ければ多い程 イザと言う
時 俺らの安全性も
高まる」.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
賢三「特に今回は
死人が出る可能性が
高い」.
哲「………[汗]」.:
第124話(7)終 第124話(8)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
賢三「依頼人から
全ての責任を被せられて」.
賢三「何時 尻尾切り
にあってもおかしく
ないからね…」.
∵オ∴∵∴.∵∴∵∴
.┏━━━━━ォ━┓
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.ΞΞ∵∴∵∴∵ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴オΞ
賢三「依頼人が隠す
物事は それだけで
保険になる…」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
哲「な…なるほどな
……[汗]」.
ザ.ア.ァ* ~.:*.:~
賢三「それに…」*~
∵ア~∵〜.*∴*∴~.
賢三「そりゃあ~.~*.
これだけ長い付き合
いなのに」~:~〜*.
~〜*.~ァ~~〜*.
賢三「まだまだ信用~
されてないんだなと
思うと………」*.~.
~〜*.~.*〜*.〜
.~~〜*~.
賢三「悲しい…[沈]
」~〜*.~.~~.ア*.
哲「……!![驚]」.
寂しげな表情をする
賢三を見て驚く哲.
∵ア∵~.*∴∵*〜∵
∵〜∵∴~∵*~∵〜∵
哲「た…確かに悲し
いな…」~.*∴∵~.
∵∵~.~ァ~∴..∵*~
∵∴∵~.~∴∵~〜∵~
~∵~.*∴∵~〜∵~~*
賢三「だよね………~
いけないねェ…」*~
*∵~.*∴∵.:~〜∵
∵:∵∴~∵*~∵~~.:*
第124話(8)終~.〜ア: 第124話(9)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∵ア〜∵~.*ア*∴~.
*〜.:ァ~.*∴~~ァ~.
海「ニカク…」~*〜
∵ア〜∵ァ**∴ァ~.
元阿修羅「……」.
元阿修羅「……」:
元阿修羅「……」.
海「その三人は
三浦に付いて来た
元阿修羅のメンバー
だ…」..
海「それなりに
腕が立つ 一緒に
連れて行ってやって
くれ…………[汗]」.
ニカク「………」.
元阿修羅の三人を
片目で見るニカク.
海「俺はこれから
賢三くん達と一緒に
行動する[汗]」.
海「ニカクも 十分
気を付けてくれ[汗]」..:.
ニカク「ああ…[閉目
]」.:
第124話(9)終 第124話(10)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∵*〜∵~.*∴∴~.~*
海「それとニカク…
」∵ア.:〜∵~.**∴
~.∴∵~.∴∵~.~~∴:
ニカク「!?」.~~
∵〜∵~.*∴.~ァ~.
∵ザ~ァ〜.*∴*ア~.
海「………[俯]」~:~
~.∴∵~.∴∵~.~:∴:
海「さっきは騙して
悪かった……………
[俯・汗]」.*~.∵*~.
~.∴∵~.∴∵~.**∴:
ニカク「…[閉目]」~
*.∴∵~*∴∵~.*~*.
~.ア∵~.∴∵~.∴∴:
ニカク「フン お互い
様だ」~.∴∵~.∴∵~
~.∴∵~.ァ∵~○~∴:
~.∴∵~.∴∵~.~∴:~
~..〜~.∴*~..:∴:
ニカク「もう気にし
て無ェよ……」~.*~
~..~∵~.∴∵~.~∴:~
ニカク「それより
お前も気を付けろ…
………」~*∴∵~..∴
~.∴∵~.∴∵~.**∴:
海「え?」~.∴〜~*~
~.∴∵~.∴∵~.~*∴:
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴ニカク「[睨]」∵.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∴∵∴.∵∵∴∵∴∵賢三を睨むニカク.
~.*∵~.∴∵~..∴:
~.ア∵~.∴∵~.*∴:~
~.∴∵~ァ∴∵~.:∴:
賢三「……[見]」∵.
ニカクを見る賢三.∴
~.∴∵~.∴∵~.*.∴:
~.∴∵~.∴∵〜.~∴:
ニカク「あのガキは
どうも信用ならねェ
…(また見てやがる…
……)」~..∴∵~.∴~*
~.∴∵~.∴∵~.∵ア:
第124話(10)終~.∴∵ 第124話(11)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∵コ∵∴.∵ォ∵∴オ
∴∵∵ォ.∴∵∴∵∴
松坂「……[驚]」.グ
∴∵∵∴.∴∵∴∵∴
∴∵∴∴∴∵∴∵.∴
∵∴.∵∴グ∴∵∴∵
グ.∵∵∴∴∵∴∵∴
イッカク[[[掴]]]グ.
∴[[[震]]]目黒∵∴.
∴∵∵∴.∴∵∴∵∴
目黒[[[曲]]]∴∵.∴
.∴[[[震]]]イッカク
∴∵∵∴.∴∵∴∵∴
∴∵グ∴.∴∵グ∵∴
∴∵.∵∴∴∵∴∵∴
∵グ∵∴.∴∵∴∵グ
イッカク[[[潰]]]∴.
∴∵∴.∴∵∴∵∴∵
.∴目黒[[[曲]]]∴∵
∴∵∴∴∴∵.∴∵∴
グ∴∵∴.∴∵∴∵∴
∴∵グ∴.∴∵∴∵グ
右指を
折り曲げられても
目黒の髪を掴んだ
左手は離さない
イッカクと
渾身の力で
イッカクの右指を
折り曲げる目黒.
イッカクの右指が
鬱血する.
第124話(11)終 第124話(12)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴グ∴.∵∴∵∴∵∴
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
イッカク「フーッ
フーッ[睨]」∴∵.∵
∴∵∵グ.∴∵∴∵∴
目黒「フーッ フーッ
[睨]」グ∵∵∴.∴∵
∴∴∵∴.∴∵∴∵∴
∴∵∵∴∵∴グ∴.∵
∴∴グ∴.∴∵∴∵∴
∴∵∵∴∴∵.∴グ∴
∴∵イッカク[睨]∴.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∴∵∴目黒[睨]∴.∵
∴グ∵.∴∴∵∴∵∴
∴∵∴∴∴∵.グ∵∴
攻ぎ合う両者.
その時.
∴∵∵∴.∴∵∴∵∴
∴∵∴.∴∵∴∵∴∵
目黒[[[[[メキッ!!
!!!!!!]]]]]∵
イッカク[[[[[!!!
!!!!!]]]]]∴∵
∵∴∵∴.∴∵∴∵∴
∴∵∴∴∴∵.∴∵∴
目黒はイッカクの
右指を
さらに折り曲げる.
イッカク「「つ!!![痛]」」∞
苦痛に顔を歪める
イッカク.
その時.
松坂「あっ!![驚]」
∴∵∵∴∴.∵∴∵∴
∴∵.∵∴∴∵∴∵∴
イッカク「[離]」∵.
∴∵.∵∴∴∵∴∵∴
∴∵.∵∴[目黒]∴∵
∴∵∵∴∴.∵∴∵∴
∴∵∵.∴∴∵∴∵∴
松坂「掴んでた手が
!!」.
目黒の髪を
掴んでいた
イッカクの左手が
外れる.
第124話(12)終 第124話(13)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
目黒の
髪を掴んでいた
イッカクの左手が
外れる.
次の瞬間.
目黒「!!?[驚]」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵.∴∵∴∵∴∵∴∵
[[[[[!!!!!!!
]]]]]目黒∵∴∵∴∵
[[[[[蹴]!!!!!
!!!ッーーーーー
―カド]]]]イッカク.
∴∵∵∴∴∵.∴∵∴
∴∵.∵∴∴∵∴∵∴
イッカクの鋭い
右前蹴りが
目黒の腹部に
炸裂する.
∴∵∵∴∴∵.∴∵∴
目黒「─[出血]ー」.
∴∵∵.∴∴∵∴∵∴
∴∵∵∴∴.∵∴∵∴
松坂「「…[驚]」」.
∴∵∵∴∴∵∴.∵∴
∴∵∵∴∴∵.∴∵∴
イッカク「…[睨]」.
∴∵∵∴∴∵.∴∵∴
∴∴.∵∴∴∵∴∵∴
目黒[[[ドドオッ―
―――――[倒]]]]
∴∵∵∴∴∵.∴∵∴
∴∴∵.∴∴∵∴∵∴
目黒は真後ろへ
倒れた.
∴∵∵∴∴∵.∴∵∴
イッカク「フーッ...
フーッ[睨]」∴∵.∵
∴∴∵.∴∵∴∴∴∵
必死な形相で
目黒を睨むイッカク.
第124話(13)終 第124話(14)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∵∵.∴∴∵∴∵∴
[[グズ]]∴∵∵.∴∴
∴[[グズ]]∵∵∴.∴
イッカク[[[…指]]].
∴∵∵.[[グズ]]∵∴
∴∵∵.∴[[グズ]]∴
目黒の指折り攻撃で
イッカクの
左手親指と人差し指 そして中指が折れ曲がる.
∴オ.ォ∴∴∵∴ォ∵
目黒「カッ…」∴.∵
目黒「カハッ………
!![座・震]」∴.∵
∴∵∴∴∴∵.∴∵∴
イッカクの
強烈な右前蹴りを
腹部に食らい
腹を押さえて
うずくまる目黒.
∴コォ∴オ∴∵.ォ∵
目黒「!!?」∴.∵
∴∵∴オ∴∵.∴∵∴
頭を上げる目黒.
イッカクがいない.
次の瞬間.
第124話(14)終 第124話(15)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
イッカク[[[[[ゴキー
―――――――――
ー――――ッ!!!
!!!!!!!]]]]]
[[[[[!!!!!!
!!目黒!!]]]]]
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
目黒の背後に回った
イッカクの
飛び右前蹴りが
目黒の後頭部に爆裂する.
地面に
額を打ち付ける目黒.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
目黒『─[出血]─」.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
イッカク[[[[[ゴッ
!!ゴッ!.!!!ゴ
!ゴッ!.!ゴッ!!
!!!目黒[[倒]].!
ゴッ!!!.ゴッ!!
ゴッ!!!]]]]]].
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
イッカクは
倒れた目黒の
後頭部を
何度も踏みつける.
目黒の血で
地面が染まっていく.
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
イッカク「[睨]」∵.
∴∵∴.∵∴∵∴オ∴
踏みつけ攻撃を止め
倒れた目黒を
睨むイッカク.
松坂「「そ…そんな
……[震]」」.
松坂「「め…目黒さん………」」..
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
∴オ∴∵∴.∵∴ォ∴
目黒「…[倒]』∴∵.
∴∵∵∴∵∴∵∴.∵
第124話 第124話(最終編)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∴∴∴オ∴∴∴∴:
∴∴∴∴∴∴∴∴∴:
.───∵─────
:────∵────
:─────∵───
:───....─∵──
:───∵∵──∵─
:───∵∵───∵
.───∵∵───∵
ォ∴∴∴∴∴∴∴∴:
∵∴∴∴∴∴∴∴ォ:
∴∴∴∴∴∴∴∴∴:
ォ∴∴∴∴∴∴∴∴:
∴∴∴∴∴∴∴∴:ォ
∴∴∴∴∴∴∴∴∴:
コ∴∴∴∴∴オ∴∴:
∴∴∴∴∴∴∴∴∴:
∴目黒「─[倒]─』:
∴∴∴∴∴∴∴∴∴:
金属バットを
振りかぶる
イッカク.
斬人トップクラスの
目黒も
怪物・イッカクには
敵わず!!
惨劇のバット攻撃!!
第124話(終)
【アウト OUT】 【OUT アウト】
第125話(1)
○野外某所 数年前○
命の
やり取りを続ける
2人の過去.
この死闘は
あまりにも
悲し過ぎた.
─────────.
[斬][斬][斬][斬 斬]
[斬][斬 斬][斬][斬]
[角 ニ][フ][良][海]
皆川状介『─…─』
目黒『──今日から
親衛隊に配属されま
した 目黒修也です!!
よろしくお願いしま
す!!────[礼]』
─────────.
皆川『─じゃあ頼ん
だぞイッカク───
──色々と教えてや
ってくれ─』
─────────.
イッカク『─オウ!
─[微笑]』
目黒『─よ…よろし
く─お願いします…
……(噂以上にでけェ
…─[驚・汗])』
皆川状介らしき人と
後の6代目斬人幹部
他斬人メンバーに
挨拶をする目黒修也.
第125話(1)終 第125話(2)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∴∴∴∴∴∴∴∴:
∴∴∴∴∴∴∴∴∴:
:(━金属バット━)─
──────∵──:
:───────∵─
:───....───∵
:───∵∵───∵
:───∵∵───∵
コ.──∵∵──∵オ
─∵∴∴∴∴∴∴─:
オ∵∴∴∴∴∴∴ォ:
─∵∴∴∴∴∴∴─:
ォ∵∴∴∴∴∴∴オ:
─∵∴∴∴∴∴∴─:
─∵∴∴∴∴∴∴─:
─∵∴∴∴∴∴∴─:
─∵∴∴∴∴∴∴─:
─∵∴∴∴∴∴∴─:
─∵∴∴∴∴∴∴─:
目黒「………[倒]』:
∴∴∴∴∴.∴∴∴∴
倒れる目黒に
金属バットを
振り上げるイッカク.
松坂「よ…よせ!!
それ以上は止めろ!!
[出血]」.:
[[ダッ]].
松坂「それ以上
やる事ねェだろが!!
[走]」.
目黒を助けに行く松坂.その時
松坂「■!!?■」
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
.:.[[ガッ‥]]
..狂乱鬼[[止]].
松坂「!!![驚]」.
狂乱鬼[[止]].
[[ガッ‥]]..
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
二人掛かりで
松坂の腰に
しがみつく狂乱鬼.
狂乱鬼「テ…テメェは大人しくしてろ!![止・汗]」.
松坂「ク…コイツら[汗]」.
第125話(2)終 第125話(3)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
[ガッ…].
目黒「……[起]」.
..[グッ…].
目黒「[睨・震]」
[ググッ…]
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
ォ∴∵∴∵∴∵.∴ォ
∵∴オ.∴∵∴∵∴∵
イッカク「…[睨]」.
∵∴∵.∴∵∴∵オ∴
ォ∴∵.∴∵∴∵∴ォ
起き上がった目黒は
イッカクを睨む.
睨み返すイッカク.
二人は 昔を思い出す
○野外某所 数年前○
『─コラ目黒!!─』
斬人『─[煙]─』
斬人『─[煙]─』
斬人『─[…]─』
斬人『─今は死怒
の奴らとはモメンな
って何度も言ってん
だろが!!─』
目黒『─けど──
斬人の仲間が目の前
でやられてんスよ!?
─そんなの見過ごせ
る訳ないじゃないス
か!![汗]─』
斬人『クソガキが!!
─何 上にモノ言って
んだテメェ……[怒]
─』
目黒『─…─』
[ジャリ‥]
イッカク『─…─』
斬人『─何だコラ─
イッカク!!どけやテ
メェ!!──』
目黒『──イッカク
さん…[汗]──』
第125話(3)終 第125話(4)
○野外某所 数年前○
ザ///〃////〃/〃//
目黒『─[俯]─』〃
〃〃ァ/〃〃//〃〃
イッカク『─ゴホッ
[咳]──ゴホッ[咳]
────』ア〃/〃/
〃〃/〃〃/〃〃ァ〃
雨…二人
ヤキを入れられ
苦しむイッカクと
俯く目黒.
ア〃/〃//〃〃/〃〃
目黒『─スミマセン
イッカクさん───
俺のせいで 先輩達に
………[俯・出血]─
──』〃〃/ァ〃/〃
〃/〃〃/〃//〃〃ア
〃//〃〃/〃/〃/〃/
イッカク『─フッ…
[微笑]─』/〃〃/〃
イッカク『─オウ…
…オウオウ…………
[微笑]─』〃〃〃〃
目黒『─え…あ…─
アザス!![微笑]─』
〃/〃/〃〃/〃〃/〃
ア〃〃〃/〃〃/〃〃
イッカク『─オウオ
ウ…──』〃ァ〃〃
目黒『─は…はい─
次はもっと気を付け
ます!!──』〃//〃
〃/〃/〃〃/〃/〃ア
第125話(4)終 第125話(5)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∵∴∵∴∵.∴∵∴オ
イッカク「…[睨]」.
∵∴∵∴∵.∴∵ォ∴
オ∵∴∵∴∵.∴∵∴
目黒「…[睨]」∴.∵
∵∴∵∴∵.ォ∴∵∴
○野外某所 数年前○
金属バットを持った
敵に囲まれる
イッカク.
────.─────
[敵]──オ─.─[敵]
───.─────ォ
──[イッカク]──.
──.───────
オ──────.─ォ
[敵][敵]ォ[敵][敵].
───.──────
敵『─囲め囲め!!─
ラストはこのデカブ
ツ一人だ!!────
一気にやっちまうぞ
!!──』.
イッカク『─ハア─
ハア─[睨]』
(金属バット).
[バッ…].
敵『─一斉に行けオ
ラァ!![睨]─』.
敵の一人が
イッカクに
殴りかかったその時
[ザッ…]
『─…─』.
第125話(5)終 第125話(6)
○野外某所 数年前○
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
敵[[─!!!─]]∴∵∴
[[─ゴッ!!!─]]目黒
∵∴∵.∴∵∴∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
目黒『─…─』.
敵[[[─ドドォッーー
ーー!!!!![倒]─]]].
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
目黒が現れ
敵を撲り倒す.
目黒『─大丈夫ス
かイッカクさん!![微
笑]─』
イッカク『─オウ
!![微笑]─』
∴ア∵∴∵.∴∵∴∵
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
目黒『─斬人親衛
隊ナメンなコラァ!!
──』.
.[[─ドカッ!!─]].
敵『─ぐあっ!!─』.
.[[─ゴッ!!─]].
%G『─ムチャクチ
ャ強ェぞこのガキッ!
!─』
∴∵∴∵.∴∵∴∵ア
∴∵∴∵.∴ァ∴∵∴
第125話(6)終 第125話(7)
○野外某所 数年前○
丹沢スクラップ
らしき場所に集まる
目黒 イッカク.
田口 ニカク.
丹沢 フーリン.
それぞれが談笑する.
─────────
ニカク『─[話]─』
田口『─[話]─』
─────────
目黒『─え?このグラ
サン─俺にスか?─』
イッカク『─…─』
目黒『─…いや…確
かにこの前のケンカ
で壊れましたけど…
─』
─────────
丹沢『─[♪]─』
フーリン『─怒#ー』
─────────
イッカク『─オウ…
……─オウオウ……
[微笑]─』
目黒『─もう使わな
くなったんスか……
─じゃあ遠慮なく…
…[微笑]─』
目黒『─[掛]─』
グラサンを掛ける
目黒.
─────────
目黒『─どうスかね
─似合いますか?─
─[微笑]』────
─────.────
───.──────
イッカク『─笑─』.
───.──────
目黒『─笑─涙─』.
─.────────
───────.──
ビールを飲みながら
楽しそうに談笑する
目黒とイッカク.
これまでの
二人の思いが浮かぶ.
第125話(7)終 第125話(8)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
ザ∵∴∵~∴∴ァ~*∴
(金属バット)∴.∵∴
∵∴イ∴∵*~.∵~∵*
.ァ∵∴~ァ∴∴~∵∴
∵∴ッ∵∴∵∵*∴∵
∴∵∵∴~∵.∵*∴∵
∵∴カ∴∵~∴∵∴ア
∵~*∴∵∴∵~目∴~
∴∵ク∴~∵∴黒∵∴
~∵[睨]∴~∴[座]∵~
∴~∵∴∵~∴∵*∵∴
ァ~∵∴∵~∴∵*∵∴
イッカク「[睨]」ア~
ァ∵∵∴~∵.∵*∴∵
∴∵*∴ア∴.∴∵~∵
∵~∴.~「[睨]」目黒
ア.∵∴∵~∴.*∵~ァ
∴~∵ア∵~ア∵~ァ∵
∴∵∵∴~∵.∵~∴∵
∴∵∵∴∵.∵*∴∵.
(金属バット)∴.∵∴
イッカク[ーーーーー
ーーーーーーーーー]
∨∨∨.∨∨∨∨∨∨
∴∵∵∴~∵.∵.∴∵
∴~∵.∴∵~∴[目黒]
∴∵∵∴~∵~∵.∴∵
∴∵∵∴.∵.∵.∴∵
イッカクが
目黒に向けて
金属バットを
振り落とす.
∴∵∵∴∵.∵.∴.∵
∴∵∵∴.∵.∵.∴∵
[[[ガキン…!!!
!!!!!!!]]]
∴∵∵∴.∵.∵.∴∵
∴∵.∵∴.∵.∵..∴
第125話(8)∴∵∵∴. 第125話(9)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∵∵∴∵∴.∵∵∴
∴∵∴.∴イ∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∵∴∴∵.ッ∴∵∴∵
∴∵∵∴∵∴.∵∴∵
∴目//.∵カ∴∵∴∵
∴∵//.∴∵∴∵∴∵
∴黒//.∴ク∵∴∵∴
.[避]∴.[叩]∴.∵∴
∴∴∵.∴∵∴∵
∴∴∵.∴∴∴∴∴∴
∴∴∵.∴∴∵∴∴∴
イッカク「………」.
∵∴∵.∴∴∵∴∵∴
∴∴∵.∴∴∵∴∴∴
目黒「………」
∴∵∵.∴∴∵∵∴∴
松坂「……[驚]」
∴∵∵.∴∵∴∵∴∴
金属バットを
地面に叩くイッカク.目黒は
振り落とされた
金属バットを
イッカクと
入れ違ってかわした.
第125話(9)終 第125話(10)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∴∵.∴∴∴∴∴∴
///////////////////
イッカク「…[向]」.
///////////////////
∵.∴∴∵∴∴∵∴∴
∧∧∧∧∧.∧∧∧∧
∧∧目黒「[睨]」.∧
∧∧.∧∧∧∧∧∧∧
∴∴∵.∴∴∴∴∴∴
背後に回られた
イッカク.
その時
.[ビュオーーッ].
...[ビュオ―ーーッ]
[ガッ[掴]ッガ]
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
(金属バット)∵∴.∵
クッカイ「…[睨]」.
[掴]∵∴「掴」∵.∴
∴∵[目黒]∴.∵∴∵
∴∴∵.∴∴∴∴∴∴
目黒は
イッカクの
右後脇下と
左後袖を掴む.
イッカクは
首だけ振り返り
目黒を睨む.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
クカッイ「…[睨]」.
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
目黒「…[睨]」∴.∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
第125話(10)終 第125話(11)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
(金属バット).
イッカク[ブオッー]
目黒[ザッ].
互いに動き出した
次の瞬間
[ブオッ―ーーーーー
―ーーーーーーーー]
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
[イッカク].
目黒[ガッ[掛]].
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
イッカクの
右後脇下と
左後袖を掴んだまま
体を左に
回転させた目黒.
逆背負い投げの
体制に入った.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
イッカク「…[睨]」.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
目黒「…[鋭]」
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
───.──────
イッカク『─笑─』.
───.──────
目黒『─笑─』.──
─.────────
───────.──
二人の思い出が
脳裏に浮かぶ.
第125話(11)終 第125話(12)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
目黒が力を込める.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
[バッ…ーーーーーー
ー[イッカク]ーーー.
目黒[[投]]ーーー―]
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∴∵∴∵ク∴∵.∴∵
∴∵∴∵カ∵.∴∵∴
∴∵∴∵ッ∵.∴∵∴
∴∵∴∵イ∵.∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
後ろ向きで
投げられるイッカク.
イッカクの視界が
天地逆になった
その時.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
[[[ゴキャッ―ーーー
―ーー目黒[[鋭]]!.
![[イッカク]]!]]]
!!!!!!!!!.
∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
目黒は強烈な
逆背負い投げで
イッカクの頭を
地面に叩きつけた.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
[[[[ドドォッ…]]]]]
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
松坂「………[呆]」.
松坂「あ…あの体制
じゃ…う…受け身は
絶対無理だ…………
…[汗]」.
第125話(12)終 第125話(最終編)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∵∴.∵.∴∵~∵*∴*
イッカク『───』~
∵∴∵∴∵∴~∵∴∵
白目をむいて
失神したイッカク.
∵∴.∵∴~∵∴~*∵
目黒「………[淋]」.
∵*~∴∵∴∵∴~∵∴
淋しそうな顔で
イッカクを
見つめる目黒.
*∴∵∴∴∴.∵∴*∴
∵∴∵~∵∴目∵∴*
∴*∴~∵∴∵∴~∵∴
∴∴∴∴*∵∴∵∴∵
∴∵∴∴∴∵∴.∵∴
∴∵∴.∴∵黒∴∵∴
∴∵∴∴∵∵∴~∵∴
イッカク『───』.
∴∵∴∵∴∵~∴*∴
起死回生の
逆背負い炸裂.
葬ったのは
イッカクと過ぎ日の
追憶────.
第125話(終)
【アウト OUT】 【OUT アウト】
第126話(1)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
イッカクを
撃破した目黒.
そして
目黒を守り切った
斬人親衛隊員達…!!.
コ∴∵∴.∵∴オ∴∵
.┏ォ━━━━━━┓
.ΞΞ∴∴ォ∴∵Ξォ
.ΞΞ∴∴∴∵∴ΞΞ
.ΞΞ∵∴∵∴∵ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.≡≡∴┏━┓∴≡≡
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
オ.ォ
「翔!!オイ翔!!」オ.
オ..ォ......オ
松坂「翔!!」.
翔「ゴホッ…ゴホッ!![仰・汗]」.
仰向きで倒れる翔に
声をかける松坂.
翔「う…うう…ま…松坂…[仰・汗]」.
松坂「フウ…良かった 目ェ覚まさねェから アセったぜ…[俯・汗]」.
オ....ォ
翔「め…目黒さんと蓮は!?[起・震]」.
松坂「一応…無事だ
[汗]」.
蓮を見る松坂.
松坂「蓮は何とか動けるが 鎖骨が折れてる…」.
オ.ォ.....
蓮「………[震]」
右鎖骨を抑え
苦しむ蓮.
松坂「多分 歩くのがやっとだ」.オ
蓮「はっ はっ[苦]」
第126話(2)へ続く. 第126話(2)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
松坂「目黒さんは…
…………[汗]」.
翔「………[汗]」.
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
目黒「はあ はあ[汗
・震]∵∴∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
松坂「かなりヤバそうだ…」.
オ∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵ォ∵∴∵オ∵.∴オ
∵∴∵∴∵∴ォ.∴∵
目黒「…[座・震]」.
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
疲労困憊な顔で
へたりこむ目黒.
その勝利はまさに
薄氷を踏むが如く━━━━━━━━━━.
第126話(3)へ続く. 第126話(3)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
目黒「!!」.
[[ビタビタ]].
目黒「オ"エ"エ"エ"
エ"ーーーッ[吐]」.
[[ビタァ〜〜ッ]].
松坂「だ…大丈夫
ですか目黒さん!?
[驚]」.
目黒「……[俯]」.
目黒「大丈夫なわけ
ねェだろ バカヤロウ!!俺じゃなきゃ…
普通は死んでる…[汗・震]」..
松坂「め…目黒さん………[沈]」.
松坂「……」.
イッカクを見る松坂.
松坂「クソッ……」.
イッカク『─[倒]』.
松坂「あの野郎…」.
────.─────
──────.───
イッカク『───』.
─.────────
───────.──
第126話(4)へ続く. 第126話(4)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
目黒「………」.
目黒「よせ 松坂…
[俯・汗]」.
松坂「クッ…とにかく一度 丹沢さんに
連絡を…[スマホ見]」.
松坂「!?[驚]」.
松坂「クソッ マジか
イカレてやがる!!」.
松坂のスマホは
ヒビが入り
壊れていた.
狂乱鬼「オイ いたか!?」
///////////////////
松坂「!?[驚]」
///////////////////
狂乱鬼A「いや…こっちにはいねェ…」
狂乱鬼B「あっちは
どうだ?」.
金属バットを
手にした狂乱鬼が
目黒達を探している.
第126話(5)へ続く. 第126話(5)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
オ.ォ...オ....オ.ォ
松坂「クソッ………
早く この場から離れねェと!![汗]」.
目黒「………[苦]」.
目黒「松坂…奴らの
狙いは俺だ 俺が一旦囮になって引き付ける[苦・汗]」.
目黒「オメェは蓮と
翔を連れて3人で逃げろ…[苦・汗]」
松坂「な…何言ってんすか!?俺らは
目黒さんを守る為にいるんスよ!?[汗]」.
目黒「バカ野郎!蓮も翔もオシャカじゃ
ねェか……すでに足手まといだろが…」.
オ.ォ
翔「……[汗]」.
蓮「……[震]」.
目黒「俺一人なら 自分の身を守る分だけ
楽だ…」.
松坂「で……でも………[汗]」.
目黒「で…でもじゃねェ…」.
第126話(6)へ続く. 第126話(6)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
目黒「いいか……
コレは斬人親衛隊長
としての命令だ[微笑
・汗]」=∵∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
右手の人差し指と
中指を右こめかみ付近につける目黒.
松坂「斬人……親衛隊長として…[驚]」.
松坂「わかりました![微笑]」.
目黒「とにかく 安全な場所まで逃げろ!」
オ..ォ......オ
松坂「わかりました!落ち着いたら蓮か
翔に連絡して下さい(こっちからもします!)」.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
─[翔][松坂][蓮]─.
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
松坂達3人は
目黒の命令に従い
公園を跡にする.
第126話(7)へ続く. 第126話(7)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
目黒「はっ はっ[汗]」.
息を切らし
倒れたイッカクを
見つめる目黒.
─────.────
イッカク『───』
───────.──
目黒「………[汗]」.
[ジャリ‥]
──.───────
───────.──
目黒「……[礼]」─.
────.─────
イッカク『───』.
─.────────
─────.────
目黒は
失神したイッカクに
一礼する.
[[ズキン…]].
目黒「うぐっ…!![痛]」
イッカクにやられた
首に痛みが走る.
目黒「はァ はァ[苦]」.:.
目黒「スゥ〜〜〜〜〜〜っ……[吸・汗]」.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
「オイ オメェら
こっちだ!!」
「目黒だ!!こっちに目黒がいたぞ!!」
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
第126話(8)へ続く. 第126話(8)
●狂乱鬼連合ベースヤード●
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
─.──[パチッ…]─
───[三浦]──.─
────[//]──.─
[風間]──.─[良樹]
──[パチッ…]─.─
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
夜 タイヤ椅子に
腰掛けて
暖を囲む3人.
良樹「で…三浦…[煙]」
[パチッ…]
良樹「あれから海達からの連絡は?[閉目」
三浦「いや…ここを出てまだ一度もかかって来ない つまり
今の所は問題無しって事だ…[スマホ見]」
三浦「GPSで見る限り どうやらアイツら かなりでかい
公園にいるみたいだな…」
[パチッ…]
フーリン「ねェ良樹……海は目黒を拉致って丹沢を炙り出す
と言ってたけど…」
フーリン「それでも
丹沢が動かなかった場合はどうするつもりにゃん?」
三浦「…[汗]」
フーリン「まさか最悪…[汗]」
良樹「……[俯]」
────[パチッ…].
.[パチッ…]────
第126話(9)へ続く. 第126話(9)
●狂乱鬼連合ベースヤード●
良樹「いや…それは無い[閉目]」
良樹「人質ってのは
生かしておけば どんな形であれ使い道はある」
───[パチッ…].─
.[パチッ…]────
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
良樹「それに………
俺は皆川状介じゃない[微笑]」
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
フーリン「[微笑]」
三浦「[微笑]」
良樹「それより気になるのは海だ……」
三浦「……」
フーリン「?」
フーリン「カイがどうかしたのかにゃ?」
良樹「アイツは今回の目黒襲撃に関して
…いつもと同じ様子で淡々と準備をこなしていた……」
良樹「カイは昔から
大物を狙う時ほど
異様にテンションが上がる奴だ」
良樹「逆に冷静過ぎて違和感があった…」
良樹「一応何かおかしな事があれば
角田兄弟から報告が入るようになってる…[閉目]」
三浦「なるほど だからアイツら 最近いつもカイと一緒だった
訳か[微笑]」
第126話(10)へ続く. 第126話(10)
●狂乱鬼ベースヤード●
三浦「まあ あの二人だからなァ…[微笑]
どこまでちゃんと報告してくるか
わからないが…」
三浦「けどカイの身の安全だけは安心だな!」
三浦「特にあの極悪人のニカク アイツ
年少出てから人間的に成長したよナァ!
[微笑]」
───[パチッ…].─
.─[パチッ…]───
フーリン「以前みたいに すぐキレなく
なった 大人になったにゃん![微笑]」
フーリン「人間は
実際の自分と理想の自分とが近くなって
るとストレスが減って 精神的に安定する
って一番上の姉貴が
言ってたにゃん!(東京にいる)」
フーリン「って事は
理想の自分に近付いてるって事なのかにゃ?」
三浦「まァ 肉体的には俺らが想像してる
以上に 相当強くなってる事は確かだ…[閉目]」
三浦「いくらなんでも あのハルケンを
一撃で潰スのは
言いたかねェが俺でも無理だ」
第126話(11)へ続く. 第126話(11)
●狂乱鬼連合ベースヤード●
フーリン「この前
イッカクから聞いた話だと[微笑]」
フーリン「8戦全勝
の元プロキックボクサーを ほぼ一方的に
ブチのめしたらしいにゃん」
フーリン「さずかに
ウチでもそれは厳しいにゃん」
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
三浦「■[汗]■」
フーリン「■[汗]■」
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
フーリン「既に三浦より全然強いかも
しれないにゃん!!」
三浦「オイオイ……
そりゃちょっと
聞き捨てらんねェなァ……」
良樹「いや…あんがいそうかもな」
三浦「うっ!![汗]」
フーリン「[汗]」
良樹「年少から出て
久しぶりにニカクと握手した時…[閉目]」
良樹「力では絶対
ニカクには勝てない…マジでそう思った」
三浦「オイオイ良樹…[汗]」
第126話(12)へ続く. 第126話(12)
●狂乱鬼連合ベースヤード●
良樹「ニカクがガチギレしなくなったのは…」
良樹「前より確実に
強くなったと 確信してるからだ…[閉目]」
良樹「■少なくとも
自分の兄貴…………
イッカクよりはな…
…■」
三浦「[汗・驚]」
フーリン「[汗・驚]」
良樹の言葉に
驚きを隠せない
三浦とフーリン.
良樹「正直言って………」
[パチッ…]
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
良樹「今のニカクが
本気になって向かって来たら……………
俺でもどうなるのか
わからねェ…[鋭]」
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
第126話(最終編)へ続く. 第126話(最終編)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
コ∴∵∴.∵∴∵∴∵
.┏ォ━━━━━ォ┓
.ΞΞ∴オ∴ォ∵∴オ
.ΞΞ∴∴∵∴∵ΞΞ
.ΞΞ∵∴∵∴∵ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.≡≡∴┏━┓∴≡≡
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
[鬼][鬼][鬼][鬼][鬼
鬼][鬼][鬼][鬼][鬼]
イッカク『───』.
ニカク「…………」.
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
失神したイッカクを
見つめる狂乱鬼と
弟・ニカク.
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
ニカク「兄貴……」.
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
ニカクが最も
見たくはなかった
光景が…そこに.
アニキが
ヤられた…!!
第126話(終)
【アウト OUT】 何が出るかな、何が出るかな、何が出るかな
略して、コワバナ 【アウト OUT】
第127話(1)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
眼前に傷つき
横たわる男……
それはニカクの
ヒーローだった存在.
コ∴∵∴.∵∴∵∴∵
.┏ォ━━━━━オ┓
.ΞΞ∴オ∴ォ∵∴∵
.ΞΞ∴∴∵∴∵ΞΞ
.ΞΞ∵∴∵∴∵ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.≡≡∴┏━┓∴≡≡
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
ニカク「……[触]」.
イッカク『───』.
失神した
イッカクの首に触れ
脈を確認するニカク.
ニカク「かなり酷くやられてるが…とりあえず息はある」.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
[鬼][鬼][鬼][鬼 鬼]
[鬼 鬼 鬼][鬼][鬼].
ニカク「すぐカイに連絡して 軽傷者は
ベースヤードの闇医者へ…」.
イッカク『───』.
ニカク「兄貴や重傷者は病院に運べと伝えろ[閉目]」.
狂乱鬼「ウス!」.
[鬼 鬼 鬼][鬼][鬼].
[鬼][鬼][鬼][鬼 鬼]
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
第127話(1)終. 第127話(2)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
狂乱鬼「……[震]」.
狂乱鬼「……[震]」.
狂乱鬼「ス…スミマセン…ニカクさん…俺ら……」.
ニカク「…[俯]」.
ニカク「いや…オメェらはよくやってる…良樹の代わりに礼を言うよ…[閉目]」.
狂乱鬼「ニ…ニカクさん…[震]」.
狂乱鬼「……[震]」.
狂乱鬼「……[震]」.
オ
ニカク「で…目黒達はどっちに行った?」.ォ
狂乱鬼「ア…アイツらは別々方向に 二手に別れて逃げました」.::.オ
ニカク「よし…オメェらは三人を追え」.
オ....ォ......オ
元阿修羅「ウス!!」.
元阿修羅「ウス!!」.
元阿修羅「ウス!!」.
[ジャリ‥].
∴∵ォ.∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
オ∵∴∵.∴∵∴∵オ
ニカク「俺は……」.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
ニカク「目黒を追う
……………………」.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
第127話(2)終∵∴∵. 第127話(3)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
コ.オ....ォ...オ.ォ
狂乱鬼[TEL]{こちらポイントC外周}.
狂乱鬼「………」
狂乱鬼(TEL){こっちは人っ子一人いません}.
狂乱鬼[TEL]{はい…見つけ次第 すぐに連絡入れます}.
狂乱鬼「………」.
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
.┏━━━━━━━┓
.オΞ∴∵∴∵∵∴∵
.ΞΞ∴ォ∵∴∵ΞΞ
.ΞΞ∵∴∵∴∵ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴オ∴ΞΞ
.≡≡∴┏━┓∴≡≡
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
狂乱鬼[TEL]{こちらポイントH…北側出入口…こっちは異状無しです}.
狂乱鬼「……」.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
海[TEL]{わかった…何かあったら連絡よろしく}.
各ポイントに張る
狂乱鬼メンバーと
連絡をとる海.
第127話(3)終. 第127話(4)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
オォ........オ..ォ.
海「やはりまだ目黒達は………」.
賢三「……[腕組]」.
海「公園の外に出てる様子はないみたいだな……」.
賢三「さすがだね…これだけ広い公園外周をこの人数で監視するなんて…」.
海「状況に応じてやれることをやってるだけさ」.
海「以前調べた時
この公園外周は出入り口以外」.
海「大半は高いフェンスで覆われてて…場所によっては高低差もある」.
海「すんなり外に出られる場所は限られてるから」.
海「基本的に逃げやすい所と外周に仲間を配置すればいい………」.
海「それに報告によると 目黒達もかなりの手負いらしい…」.
海「だからそう簡単に遠くへは行けないハズだ」.
ォ.ォ.....オ...ォ.
賢三「だけど これだけ広い公園だ」.
賢三「目黒を見付けるのは 砂の中から針を探す様なものだね…」.
海「……………」.
∴オ∴.∵∴∵∴∵∴
∴.∵ォ∴∵∴∵∴∵
∴∵○.∵ォ∴∵∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴オ∴
海「確かにそうだね
………」∵∴∵∴.∴
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
第127話(4)終∵.∴∵ 第127話(5)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
オ.....ォ
狂乱鬼「オイいたか!?[汗]」.
狂乱鬼「いや…こっちにゃいねェ!!」.
狂乱鬼「クソッ!!どこだよいったい!?[汗]」.
[タダァッ…].
狂乱鬼「…[走]」.
狂乱鬼「…[走]」.
狂乱鬼「…[走]」.
松坂達を探す狂乱鬼.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
目黒「…………」.
目黒[TEL]{大丈夫だ 向うに行った…もう話せる……[鋭]}.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
林の中に隠れ
松坂達と
連絡を取り合う目黒.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
目黒[TEL]{いや…雑木林の中だ…小さな川が流れてる辺りだ……}.
目黒[TEL]{さっき公園の地図を見たが…
南側だな…ああ……
ここは一応安全だろう……}.
目黒[TEL]{そうか…
オメェら3人は西側か………}.
目黒[TEL]{まァ…こんだけデケェ公園だ
大人しく隠れてりゃ…相当な事がねェ限りは見付からねェハズだ…}.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
第127話(5)終. 第127話(6)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
目黒[TEL]{あ?チッ…やっぱ出入口以外も張られてんのか…}
目黒[TEL]{ここは灯台もと暗し…}.
目黒[TEL]{俺らが逃げ出したと思わせて
連中が引き上げるまで粘った方が得策だろな}.
目黒[TEL]{いや…松坂…合流は無しだ}.
目黒[TEL]{オメェはとにかく 二人を連れて逃げろ!いいな!}
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
目黒[スッ…[切]].
[[─翔─]].
[[05:25]]
電話を切る目黒.
目黒「フゥ…[汗]」.
目黒「まァ…ここなら少し休めるか…………」.
第127話(6)終. 第127話(7)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
[ジャリ‥].
ニカク「………」.
..[ジャリ‥].
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
ニカク「…………」.
目黒を探すニカク.
昔を思い出していた.
─────────.
─幼少時─ニカクを襲った交通事故──.
─イッカクは血だらけのニカクをおんぶし─必死に走る──.
─ニカクは無事助かり─両親の前で──
──兄と二人───涙を流しながら──抱き合った日───.
ニカク「…………」.
─犬に吠えられ──
兄に盾になってもらった日──────.
─川が渡れない自分に──兄が手を差し伸べてくれた日──.
──兄と一緒にアイスを食べた日───.
──良樹─フーリン─海─ルキア─火咲─三浦との出逢い─.
─皆川状介に─拷問を仕込まれた日──.
───廃工場で吊るされたルキア───.
─そして─兄の笑顔.
─────────.
─イッカク[笑]──.
─────────.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
ニカク「…………」.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
第127話(7)終∴.∵∴ 第127話(8)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
松坂達3人は
公園内の雑木林の中で隠れていた.
蓮「そうか…目黒さんは南側の…[汗]」.
翔「じゃあ…あまり遠くないから合流できそうだな[汗]」.
松坂「いや…合流すんのはオメェら二人を逃がした後」.
松坂「俺一人で行く……[汗]」.
翔「な…何言ってんだよ松坂!?[汗]」.
蓮「………」.
松坂「お前らが付いて来ても足手まといだろが!!」.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
松坂「何か…胸騒ぎ
っつーか……[汗]」.
松坂「嫌な予感が…
するんだ…[汗]」.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
松坂「だから絶対に……」.
翔「………[汗]」.
蓮「………[汗]」.
松坂「目黒さんを一人で置いて行く訳にはいかねェ…」.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
蓮「………?[汗]」.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴松坂の言葉に
疑問顔の蓮.
松坂「とにかく次は
丹沢さん達に連絡だ………」.
「あ…ああ…」.
第127話(8)終. 第127話(9)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
[バサ]<鳥・鳥>[バサ]
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
目黒「!」.
[ガバッ…[起]].
目黒「!!?[驚」.
[ビキンッ‥].
目黒「クッ…痛って!!」.
痛めた首を
おさえる目黒.
目黒「クソッ…マジかよ!?こんな時に落ちてたなんて…」.
[[23:06]][携帯].
目黒「マジか…1時間以上も…」.
目黒「はは…マヌケもいいトコだ………
…[苦笑]」.
目黒「本当……嫌ンなるぜ…[汗]」.
目黒の顎から
冷や汗が流れ落ちた
その時………….
∴∵∴∵∴∵∵∴|≡
コォ∵オ∴∵∴ォ|≡
∴.∵∴∴ォ.オ∵|≡
∴.■■■■∴.∵|ォ
∴.■■■■∵.∴|≡
∴.■■■■∴.目|≡
∴.■■■■∵.黒|≡
∴.■■■■∵[座]≡
目黒の目の前に……
黒く巨大な物体が…
第127話(9)終. 第127話(最終編)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
∴ド∴∵.∴∵ド∵∴
∴ッ∴∵.∴∵ッ∵∴
ニカク「よう……」.
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
ニカク[目黒…[睨]].
∴∵ド∵∴∵ド∵ド.
∴∵ッ∵∴∵ッ∴ッ.
ドッ∵∴∵.∴∵∴∵
目黒「クソッタレが
………………[汗]」.
∴∵ド∴∵.∴∵∴ド
∴∵ッ∵∴.∵∵∴ッ
最悪過ぎる接近遭遇.
重症を負った
目黒の前に
ニカクがいるのだ.
第127話(終)
【アウト OUT】 【アウト OUT】
第128話(1)
●西千葉市立花草森
公園(ポイント1)●
コ∴∵∴.∵∴∵∴∵
.┏ォ━━━━━オ┓
.ΞΞ∴オ∴ォ∵∴∵
.ΞΞ∴∴∵∴∵ΞΞ
.ΞΞ∵∴∵∴∵ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.ΞΞ∴∵∴∵∴ΞΞ
.≡≡∴┏━┓∴≡≡
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
オ...ォ.
狂乱鬼A「オ…オイ…何だコレ?[驚]」.
狂乱鬼B「へ!?」.
[ギョッ…].
狂乱鬼B「!!![驚]」
オ∴∵∴.∵∴∵∴∵
.ォ∵∴∵∴∵オ∵∴
∵∴∵ォ∵∴∵.ォ∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
無作為に
破壊されたベンチ.
狂乱鬼「い…いったい……」.
狂乱鬼「誰がこんな事を…!?」.
そこには
激情が爆発した
残滓が漂っていた.
第128話(1)終. 第128話(2)
●西千葉市立花草森
公園(南側)●
∵∴∵∴.∵∴∵∴ド
∵∴∵∴.∵∴∵∴ッ
∵∴ニカク[睨]∵.∴
∵ド.∵∴∵∴∵∴ド
∵ッ∵∴.∵∴∵∴ッ
∵∴ド∴.∵∴∵∴∵
ド∵∴ッ∴∵ド.∵∴
ッ∴∵∴∵ッ∴∵.∴
「[睨・笑]」ニカク.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
.目黒「[睨・汗]」∵
ド∴∵∴.∵∴∵∴∵
ッ∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴ド∴.∵ド∵∴∵
∵∴ッ∴.∵ッ∵∴∵
ド∴∵∴.∵∴∵∴∵
ッ∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵目黒[汗]∵.∴
∵ド.∵∴∵∴∵∴∵
∵ッ∵∴.∵∴∵∴∵
ニカクに
見つかる目黒.
第128話(2)終. 第128話(3)
●西千葉市立花草森
公園(南側)●
∵ド∵∴.∵∴ド∴∵
∵ッ∵∴∵∴.ッ∴∵
ニカク「久しぶりだ
な…目黒…[笑]」.
ニカク「以前会った
のは俺らが年少に入
る前だったから」.
ニカク「かれこれも
う一年ぶりだな…」.
∵ド∵∴.∵∴ド∴∵
∵ッ∵∴.∵∴ッ∴∵
ニカク「後輩の…」.
ニカク「オメェらに
ハメられて……」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴ド∴.∵∴ド∴∵
∵∴ッ∴.∵∴ッ∴∵
目黒「………[汗]」.
∵∴∵∴∵ド.∵∴∵
∵∴∵∴∵ッ∴∵.∴
ド∴∵∴.∵∴∵ド∴
ッ∴∵∴∵∴.∵ッ∴
目黒[睨].[睨]ニカク
∴ド∴∵∴.∵∴∵ド
∵ッ∵∴∵∴.∵∴ッ
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
第128話(3)終∴∵∴. 第128話(4)
●西千葉市立花草森
公園(南側)●
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
目黒「どうやって…
ここが?[汗]」.
ド∴∵∴.∵∴∵ド∵
ッ∴∵∴.∵∴∵ッ∵
ド∴∵ド∵∴∵∴ド
ッ∴∵ッ∵.∴∵∴ッ
ニカク「さァな…」.
∵ド∵∴.∵∴∵∴∵
∵ッ∵∴∵∴.∵∴∵
ニカク「ただ…俺ら
斬人に関わる人間は
…後輩をあまり信用
しちゃいけねェって
事だろうな…[笑]」.
∵∴∵ド∵.∴∵∴∵
∵∴∵ッ∵∴.∵∴∵
∵∴∵∴.∵ド∵∴∵
∵∴.∵∴∵ッ∵∴∵
目黒[後輩を…[汗]].
∵∴∵∴.∵∴∵∴ド
∵∴∵∴.∵∴∵∴ッ
目黒「……………」.
スマホを見る目黒….
∵.∴∵∴∵∴ド∴∵
∵∴.∵∴∵∴ッ∴∵
ド∴∵∴.∵∴∵∴∵
ッ∴∵∴∵∴.∵∴∵
目黒「なるほど……
………………」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
目黒「やはり…そう
いう事か………」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴ド
∵∴∵∴.∵∴∵∴ッ
第128話(4)終 第128話(5)
●西千葉市立花草森
公園(西側)●
オ..ォ........オ..
翔[TEL]{わかった!
じゃあ頼んだぞ!}.
翔[TEL]{できるだけ急いでくれ!![汗]}
オ....ォ.....オ
松坂「どうだ翔?」.
翔「ダメだ松坂…何度かけても丹沢さんや他の先輩には繋がらない…[汗]」.
翔「今日はたしかバーベキューパーティだから 騒いで気付かねェのかも…[汗]」.
蓮「…………」.
オォ.....オォ....ォ
翔「一応…今 特隊の奴に繋がったから
すぐに丹沢スクラップに向かってこの状況を皆に伝えるって……」.
翔「ただ 今出先で到着まで後1時間以上はかかるかもって………」.
第128話(5)終 第128話(6)
●西千葉市立花草森
公園(西側)●
オ......ォ.....オ
蓮「なァ松坂…パクられるかもだけど…
もうデコに通報した方が……[汗]」.
松坂「蓮…それはダメだ…通報は最終手段だって丹沢さんにも言われてんだろ」.
松坂「今回のゴタは既に両チーム共
逮捕者数が多い」.
オ......ォ.....オ.
松坂「これ以上逮捕者が増えると…」
松坂「抗争終結前に斬人が警察に解散させられちまう」.
松坂「だからギリギリまで━━[閉目]」.
蓮「もうギリギリじゃねェか!」.
松坂「蓮…」.
[フーッ].
蓮「………[汗]」.
...[フーッ].
痛めた右鎖骨を
おさえながら
興奮する蓮.
第128話(6)終 第128話(7)
●西千葉市立花草森
公園(西側)●
[ドクン].
蓮「あのハンドサインを見せて 目黒さんは俺らに逃げろって言ったんだ[汗]」.
蓮「今 逃げねェなら通報してもいいハズだろが!![汗]」.
...[ドクン].
翔「た…確かにな………」.
[ドクン].
松坂「![汗]」.
翔の言葉に驚く松坂.
[ドクン].
翔「正直言って……俺もさっきから思ってたんだけどよ………[汗]」.
翔「松坂…お前なんでさっきからそんなに……」.
[ドクン].
∴∵∴∵.∴∴∵∴∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
松坂「………[鋭]」.
∴∵∴∵.∴∴∵∴∵
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
.....[ドクン]
翔「目黒さんの元に行きたがってんだよ!?」.
第128話(7)終 第128話(8)
●西千葉市立花草森
公園(南側)●
ド∵∴∵.∴∴∵∴∵
ッ∵∴∵∴.∵∴∵∴
目黒[意外ですね…].
∴∵∴∵.∴∴∵∴ド
∴∵∴∵∴∵∴.∵ッ
ド∵.∴∵∴∴∵∴∵
ッ∵∴∵∴∵∴.∵∴
目黒「俺の知ってる
ニカクさんは…」.
目黒「先輩の中でも
残虐非道な極悪人で
通ってたハズ…」.
∴∵∴∵.∴∴∵ド∵
∴∵∴∵∴.∵∴ッ∴
∴∵ド∵∴∵.∴∴∵
∵∴ッ∵∴∵∴.∵∴
目黒「何でさっきは
俺が眠ってる隙に…
ブッ殺さなかったん
ですか?[汗]」.
ド∵∴∵.∴∴∵∴∵
ッ∵∴∵∴.∵∴∵∴
[ググッ…].
目黒「………」.
[ポロ][ポロ]
ド∵∴∵.∴∴∵∴∵
ッ∵∴∵∴.∵∴∵∴
軽く土を掴む目黒.
目黒の掌から
少しづつ土がこぼれ落ちていく.
第128話(8)終 第128話(9)
●西千葉市立花草森
公園(南側)●
ド∵∴∵.∴∴∵∴∵
ッ∵∴∵.∴∵∴∵∴
ニカク「フン……」.
ニカク「オメェが俺
をどう認識してるの
かは知らねェが…」.
∵∴∵.∴∴∵∴ド∵
∵∴∵∴.∵∴∵ッ∴
∴∵∴∵.∴∴∵∴∵
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
ニカク「少なくとも
俺の兄貴にタイマン
で勝った男を……」.
ニカク「寝込みで襲
わねェぐれェの仁義
は残ってるってこっ
たな………」.
∴∵∴∵∴∴.∵∴∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
目黒「…[驚・汗]」.
目黒「へッ…[笑]」.
第128話(9)終 第128話(10)
●西千葉市立花草森
公園(南側)●
オ.....ォ..オ
目黒「………[鋭]」.
ニカク「それにオメェにゃ 色々と聞きてェ事があるしな…」.
ニカク「話を聞く前に顎でも砕いちまったらシャレになんねェ……」.
オ..ォ......オ.
ニカク「俺ら上のモンをハメてまで
斬人を奪った真意………」.
ニカク「今後の丹沢の狙い…」.
目黒「………」.
∵∴∵.∴∴∵∴∵∴
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
ニカク「そして……
………………」.
ニカク「ルキアの件
とかよ……………」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
目黒「………[汗]」.
第128話(10)終 第128話(11)
●西千葉市立花草森
公園(南側)●
コォ.....オ.
目黒「親衛隊の後輩達に聞きました…………」.
目黒「狂乱鬼…いや
元6代目斬人総長…
弦巻良樹の目的は………」
オォ..........オ
目黒「7代目斬人から取り戻す事だと」.
オォ.
目黒「俺は斬人を抜けた人間ですが…」.
ニカク「………」.
目黒「元々このゴタの当事者だから敢えて聞きますが…」.
[ザザァ…[風]]*~.~
目黒「今さら斬人を
取り戻して……何を
やろうってんですか
?」ア*~~ァ*~.~
ニカク「…………」~
ア*~~.*..ア~..*~
第128話(11)終..~.~. 第128話(12)
●西千葉市立花草森
公園(西側)●
蓮「ハッキリ答えろよ松坂!![汗]」
[ドクン].
[ドクン].
蓮「何でそこまでヤベェ思いしてまで
目黒さんの元に行きてェンだよ![汗]」
松坂「だからさっきから言ってんだろ」
松坂「目黒さんが心配だからだってよ!![汗]」ードクン].
[ドクン].
翔「やっぱオメェ怪し過ぎンぞ…[汗]」.
翔「まさか松坂オメェ……………[汗]」.
言い合う三人.
その時
∴∵∴∵∴.∴∵∴∵
「やっと見つけたわ………」.
∴∵∴∵∴∵∴.∵∴
[[ドキッ]]
松坂「!!?」
翔「!!?」
蓮「!!?」
「!!![汗]」
第128話(12)終. 第128話(13)
●西千葉市立花草森
公園(西側)●
オ∴オ∵ォ.∵ォ∵オ
元阿修羅「………」.
元阿修羅「………」.
元阿修羅「オメェらとりあえず大人しくしてろ!」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
元阿修羅の3人に
見つかる松坂達.
蓮「な…何でココが…!?[驚]」.
元阿修羅「オメェもっと早く連絡しろよな…[睨]」.
「ゴ…ゴメン[汗]」.
松坂「■[驚]■」.
オ∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵ォ∵∴∵∴.∵∴∵
翔「ふ…二人共…」.
∵∴∵∴.∵∴∵オ∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴ォ
翔「本当にゴメン…
…………[震・汗]」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
蓮「しょ翔…[驚]」.
松坂「お前…[驚]」.
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
第128話(13)終∴∵∴ 第128話(14)
●西千葉市立花草森
公園(南側)●
コ......オ
ニカク「もうわかってるだろうが」.
ニカク「オメェは丹沢敦司を…」.
オ...ォ......オ
ニカク「丹沢スクラップから引きずり出す為のエサだ…」.
オ...ォ....オ..ォ
目黒「……」.
ニカク「だから絶対にオメェのガラは…
ベースヤードの良樹の元へ引っ張っていく…………」.
ニカク「最悪………
死んでいようとな」.
目黒「………」
軽く土を掴む目黒.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
ニカク「一応オメェにゃ選択肢を与えてやる……」.
ニカク「一つは大人しくベースヤードに
ついて来る…」
ニカク「さっきの質問は直接良樹に聞きゃあいい…」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
第128話(14)終 第128話(15)
●西千葉市立花草森
公園(南側)●
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
ニカク「もう一つは……」.
ニカク「俺に散々ボコられたあげく」
ニカク「無理矢理拉致られる」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
[ググッ…[土掴]].
目黒「……[汗]」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
ニカク「ちなみに…
抵抗するなら………
うっかりバラしちま
うかもしれねぇ……
…………[俯]」.
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
─目黒の掌から──
─土がこぼれ落ちた
─その時……
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
[[[[[ッ!!!!!!
!!!カド]]]]]目黒
ニカク[[[!!!!!
!!!!!!!!]]]
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
突然 目黒は
ニカクの顔面に
強烈な右蹴りを放つ.
第128話(15)終 第128話(最終編)
●西千葉市立花草森
公園(南側)●
∵∴∵∴.∵ォ∵∴オ
ニカク「……[俯]」.
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
目黒の右蹴りを
左腕で防いだニカク.
目黒は立ち上がる.
[ザッ…].
コォ∵∴.∵∴ォ∴∵
∴∵オ∴.∵∴∵∴ォ
目黒「ケッ…俺ァ…
脅されんのもナメら
れんのも」.
目黒「大嫌ェなんだ
よ![睨]」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
ニカク「フン……」.
ニカク「そりゃ残念
だ……[睨]」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
満身創痍の
目黒からの
想定外の一撃.
俺は目黒修也…
軽く見んじゃねえぞ
………!!!!!.
第128話(終)
【OUT アウト】 【OUT アウト】.
第129話[1].
●花草森公園 西側●
鉄の結束≠誇っていた斬人・親衛隊.
またもや裏切り者が出現してしまう!!.
∴オ∵.∴∵∴∵∴∵
∵∵.ォ∴∵∴∵オ∵
翔「ごめん…………
二人共………………
本当にゴメン[涙]」.
∵∴∵∴∵∴.∵∴オ
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
丹沢『──仲間を裏切ってるのは───一人だけとは──限らない──[回想]』.
∴∵∴∵.∴オ∴∵∴
∵∴∵.∴∵∴∵∴ォ
蓮「…………[汗]」.
松坂「翔…何で……
何で俺らを…[汗]」.
松坂[ギリッ…[噛]].
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
オ∴∵∴∵.オ∵∴∵
[元阿修羅 元阿修羅]
∴.∵[元阿修羅]∴∵
ォ∵∴∵.∴∵∴∵∴
オ∴松坂[[座]]∴.オ
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵ォ
松坂「何でオレらを
裏切った!!!?」.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
蓮「………………」.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
翔よ…お前もか──.
第129話[1]終. 第129話[2].
●花草森公園 西側●
翔「ちっ…違うんだ松坂!!!裏切るつもりは……………
き…気付いた時には
…も…もう俺にはどうしようもなかったんだ…!![涙]」.
[ググッ…[拳握]].
蓮「どうしようもなかっただあ?[汗]」.
蓮「このネズミが言い訳してんじゃねェ!!!![怒]」.
[ザッ…[制止]].
松坂「よせ蓮!!!今はそれ所じゃねェ!!!!![汗]」.
オ∴∵∴∵.∴オ∴∵
∴∵ォ∴∵.∴∵∴∵
[元阿修羅 元阿修羅]
∴.∵[元阿修羅]∴∵
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
松坂「コイツらがココに来てるって事は
…目黒さんの居場所も伝わってる………
目黒さんがヤベェ!!!!!」.
元阿修羅A「はあ?何言ってんだオメェ!?」.
松坂「![汗]」.
ギャハハハハハハハ.
元阿修羅B[笑].
元阿修羅A「状況見てモノ言えタコ!
オメェ頭ァ沸いてんのか〜!?!?[笑]
今はテメェの今後の心配でもしてろ!!バカかよ?[笑]」.
元阿修羅C[笑].
ギャハハハハハハハ.
ハハハハハハハハハ.
元阿修羅「オメェら二人はもう既に……
詰んでんだよ!」.
松坂「………[睨]」.
第129話[2]終. 第129話[3].
●花草森公園 西側●
松坂「蓮…まだ動けるか?[鋭]」.
蓮「クッ…な…何とかな…[苦]」.
松坂「まず 何とか一人を押さえてくれ…
その間に俺が二人を潰ス……」.
翔[…………[震]].
頭を下げて震える翔.
蓮「ま…任せろ…」.
∴∵∴∵.オ∵∴∵∴
∵∴∵∴∵∵ォ.∴オ
松坂「増援が来る前
にこのザコ共を潰し
て目黒さんの元に急
くぞ!!!![睨]」.
オ∵∴∵∴∵.∴∵∴
蓮「……[睨・汗]」.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
元阿修羅B[[睨]].
元阿修羅A「あ!?
ザコだと?[睨]」.
元阿修羅C[[睨]].
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
第129話[3]終. 第129話[4].
●花草森公園 本隊●
∵.コ∵∴∵∴∵∴∵
∵オ∴∵∴∵Å∵.ォ
∵∴∵ォ∵∴A.∴∵
賢三「なるほど……
つまり俺ら爆羅漢と
斬人との抗争時 その
翔って奴をネズミに
仕立てたって訳か………[鋭]」.
オ...ォ.......オ.
[スマホ見].
海「そっ…以前も話した通り…俺は自分を知らない2コ下の
連中としか接触してなかったからね……
学無しのヤンキー小僧を取り込むのは余裕だったよ」.
オ.....ォ.......オ.
[スマホ見].
海「方法は簡単……
まずは下手に出て親しくなって友達になる…自分の嘘の弱みを見せ相手が自分の
弱みを見せたらその弱みを握る…」.
海「後はそれを利用して仲間にバラすと
脅してネズミに仕立てる……」.
海「翔の場合 俺に斬人の色々な話をしてくれた後…俺が元
6代目斬人の人間だと知った段階で青くなってたよ」.
∵∴∵∴∵∴∵.∴∵
翔『…………[汗]』.
冷や汗をかく翔.
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
海「ついでに 俺に逆らったら中2の妹を狙うと脅しといた」.
賢三「………[鋭]」.
第129話[4]終. 第129話[5].
●花草森公園 本隊●
オ...ォ.......オ.
賢三「なるほど……
だが翔が元々ネズミなら もっと早くから翔の携帯GPSで
目黒達のコースがわかりそうなものだが………[腕組]」.
[スマホ見].
海「そう思うでしょ?けど意外とそうじゃないんだよね…」.
海「当然GPSで翔の動きは逐一見てたけど どのコースを
通るかは当日その時間にならないと正確にはわからない」.
─FEDCBA@─.
│┃┃┣┫┃┣┫[].
│┣┫┃┃┃┃┃│.
[]┃┃┣╋╋┫┃[].
[]┃┃┃┃┃┃┃│.
[]┃┃┃┣╋┫┃│.
│┃┃┃┃┃[]┃[].
※[簡易見取り図]※.
海「だからこそ…各コースにすぐ向かえるように人員を配置
したんだ」.
海「移動中は怪しまれるから 頻繁にメッセージも遅れないしね」.
第129話[5]終. 第129話[6].
●花草森公園 本隊●
海「それにさっきはご存知の通り…出発前の駐車場でニカクとモメちゃったから
途中から翔の動きは見れなかった」.
オ..ォ.....オ.
賢三「確かにそうだったね………………
ちなみにその翔の件は角田兄弟は知っていたのかい?」.
海「いや それは元々伝えてない…………
ニカクにもさっき話したばっかだよ」.
海「敵を騙すにはまず味方からだからね………[不敵笑]」.
賢三「……………」.
オ...ォ.....オ.
海「さてと…じゃあ目黒の居場所もわかったし……そろそろ
俺らも行こーか!」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
[ザッ].
[鬼][鬼][鬼][鬼][鬼
鬼][鬼][鬼][鬼][鬼]
賢三[…]∵∴[…]哲.
∴∵海[………]∵.∴
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
海「ついに賢三君から以前買った………
例のモノを使う時が来たかも……」.
賢三「例のモノ?」.
第129話[6]終. 第129話[7].
●花草森公園 南側●
コ..オ.ォ...オ...ォ
[はっ[息]].
目黒『─クッ…寝ちまったせいか さっきより体がバキバキだ─[汗・心声]』.
目黒『─しかも頭がガンガンして 吐き気も酷ェ………………─[汗・心声]』
[はっ[息]].
オ....ォ.........オ
目黒『─だが…ここは根性キメて………
絶対切り抜けるしかねェ!!─[心声]』.
ニカク「…………」.
ォ...............オ
ォ........オ.
ニカク「先に言っとくぞ目黒……」.
.[はっ[息]].
目黒「………[汗]」.
[はっ[息]].
オ.......ォ.
ニカク「これはお前自身が選択した事だ…忘れんなよ?」.
[はっ[息]].
目黒[………[睨]].
.[はっ[息]]
目黒[バッ…].:.'.
目黒は手にしていた砂をニカクにかける.
第129話[7]終. 第129話[8].
●花草森公園 南側●
[ザッ…].
目黒[ーーーー[蹴]]
".';.`
`ニカク[…………].
目黒「シュッ!!」.
[ビュッーーー…].
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
[[!!ッド]]]目黒
ニカク[[!!!!]].
∴∵.∴∵∴∴∵∴∵
ニカク[[ガクッ…]].
目黒の砂かけ目潰しからの右ローキックを食らい膝がぐらつくニカク.
目黒は続けざまに
蹴り技を繰り出す.
[バッ…].
目黒[ーーーーーーーーーーーーーー[跳]]
目黒[ブオンッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー]
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
[[[ゴキーーーーー
ーーーーーーーーー
!!!!!!!!!
!!!!!!!!!
!!!!ッ]]]目黒
ニカク[[[!!!!
!!!!!!!]]]
∴∵.∴∵∴∴∵∴∵
∴∵∴∴.∵∴∵∴∵
目黒は強烈な
胴廻し回転蹴りを
ニカクの顔面に
叩きつける.
第129話[8]終. 第129話[9].
●花草森公園 南側●
目黒『─完璧に──入った─[心声]』.
目黒「!!![驚]」.
[ザッ…].ドッ.
ニカク「なるほど…
兄貴とやり合った後で……まだこれだけやれんのか……………プッ[吐]」ドッ.
目黒の強烈な胴廻し回転蹴りを食らいながら余裕の表情を見せるニカク.
ニカクは抜けた奥歯を吐き出した.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∵.∴∵<●>∵∴∵
∴∵∴∵.∵∴∵∴∵
ド∵.ド∵∴∵ド∴∵
ッ∴.ッ∴∵∴ッ∵∴
∵∴ニカク「やっぱ
オメェ…ハンパ無く
強ェよ…[不敵笑]」.
∴∵.ド∵∴ド∵ド∵
∵.∴ッ∵∴ッ∵ッ∵
∴∵.∴∵∴∴∵∴ド
∵∴∵.∴∵∴∵∴ッ
[はっ[息]].
目黒「………[驚]」.
.[はっ[息]]
ド∵∴∴∵.∴∵∴∵
ッ∴∴∵.∴∵∴∵∴
第129話[9]終∴.∵∴ 第129話[最終編].
●花草森公園 本隊●
ドクン∵.∴∵∴∵∴
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵ドクン
賢三「俺から買った例の物って……[鋭]
あの時 渡したアレの事だね……………」.
ドクン∵.∴∵∴∵∴
[ゴソゴソ].
海「そう…あの時の
ヤツ…まずはコイツ
から使わせて貰うよ………」.
∴∵∴.∵∴∵ドクン
∵.∴∵∴∵∴ドクン
∴.∵∴[拳銃]∴∵∵
ドクン∵.∴∵∴∵∴
海は三角巾の中から
拳銃を取り出した.
ドクン∵.∴∵∴∵∴
賢三「なるほど……
で……練習はしたの
かい?[鋭]」.
∴∵∴.∵∴∵ドクン
ドクン.[カチャッ…]
海「うん…たくさん
したよ……」ドクン.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
海「それに………」.
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
海「俺はガチで∵.∴
FPSが得意なんだ
………[構]」∴∵.∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
拳銃を構え狂気な
表情を浮かべる海.
それ≠使ってしまえば…それはもう
喧嘩ではない………
殺し合いだ……!!.
第129話[終].
【アウト OUT】. 【OUT アウト】.
第129話・改[1].
●花草森公園 西側●
鉄の結束≠誇っていた斬人・親衛隊.
またもや裏切り者が出現してしまう!!.
∴オ∵.∴∵∴∵∴∵
∵∵.ォ∴∵∴∵オ∵
翔「ごめん…………
二人共………………
本当にゴメン[涙]」.
∵∴∵∴∵∴.∵∴オ
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
丹沢『──仲間を裏切ってるのは───一人だけとは──限らない──[回想]』.
∴∵∴∵.∴オ∴∵∴
∵∴∵.∴∵∴∵∴ォ
蓮「…………[汗]」.
松坂「翔…何で……
何で俺らを…[汗]」.
松坂[ギリッ…[噛]].
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
オ∴∵∴∵.オ∵∴∵
[元阿修羅 元阿修羅]
∴.∵[元阿修羅]∴∵
ォ∵∴∵.∴∵∴∵∴
オ∴翔[…[座]]∴.オ
∴∵∴∵∴∵.∴∵∴
∴∵∴∵.∴∵∴∵ォ
松坂「何でオレらを
裏切った!!!?」.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
蓮「………………」.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
翔よ…お前もか──.
第129話[1]終. 【OUT アウト】.
第130話[1].
●花草森公園・本隊●
コ∵.∴[≡]∴∵∴オ
∵ォ∴.[≡]∴ォ∵∴
∵ォ[フリ≡]∴.∵∴∵
∵∴.∵∴))∴∵∴∵
オ∵∴[フリ≡].オ∵∴
狂乱鬼A「ら………
楽崎さん…………!
ちょっ…本当に……
大丈夫なんスよね!
!?[汗・怯]」..
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
ペットボトルの
飲み口を持ちながら
それを上下に振る
狂乱鬼A.
オ∵ォ∵∴オ∴∵.∴
海「大丈夫!俺は殴
り合いは全然だけど
…コイツは超絶得意
だから……[狙]」.
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
両手で拳銃を構え
上下に振られる
ペットボトルに
狙いを定める海.
楽崎海…
狂乱鬼メンバーに
銃の試し打ち!!.
イヤな予感しか……
しない………!!!.
第130話[1]終. 第130話[2].
●花草森公園・本隊●
オ∴.∵∴∵オ∵∴オ
[フリ≡]オ.ォ∴∵∴ォ
∴∴))∴∵ォ∵∴ォ.
∵[フリ≡]∵.∴∵∴∵
狂∵∴∵∴∵∴¬楽.
乱∵∴∵∴∵∴∵崎.
鬼∵∴∵∴∵∴∵海.
A∴∵∴∵.∴∵[狙]
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
上下に振られた
ペットボトルに
狙いを定める海.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
狂乱鬼A「い…いやけ…けど…じゅ…銃声とか聞かれたら………………[汗]」.
海「大丈夫…………
この公園は広いし…
民家も遠い[微笑]」.
海「つーか…ほとんどの日本人はガチの
銃声なんて聞いた事ないから……」.
∵オ.∵∴∵∴∵∴∵
哲(マジで…ヘタすら
死ぬぞ…[汗])オ∵∴
∵∴.∵∴ォ∴∵∴∵
賢三(よくないね…).
∴∵∴∵∴∴∵∴.∵
見守る賢三と哲.
海「一発程度なら…
例え聞かれてたとし
ても車のバックファ
イアくらいにしか思
わない……」.
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
海「じゃあ…………いくよ![¬]」.
狂乱鬼A「うっ!!」.
怯える狂乱鬼A.
次の瞬間……
∵∴.∵∴∵∴∵∴∵
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
パ―――ァ―――ン.
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
第130話[2]終∵∴.∵ 第130話[3].
●花草森公園・本隊●
∴.∵∴∵∴∵∴∵∴
賢三「…………」∴.
哲「………[汗]」∵.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
狂乱鬼「…[汗]」∵.
狂乱鬼「…[汗]」∴.
狂乱鬼「…[驚]」∵.
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
狂乱鬼A[…[怯]]∵.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
静寂に包まれる
花草森公園…その時
∵ドド∵∴.∵ドド∴
ボ.ボ.∴≡∴∵.ボボ
∴∵。⌒≡⌒。[!!!]
∵∴。∵≡∵。.∵∴
∵∴。∴∵∴。∴.∵
ペットボトルに
弾を命中させた海.
貫通した穴から
中身が流れだす.
オ....ォ.
海「どお?お二人さん これで信用してくれた?[微笑]」.
オ......ォ.
哲「コ…コイツは………[驚・汗]」.
賢三「いや…大したものだ[腕組]」.
賢三「そんなに速い動きじゃなかったとは言え…約5m先の
動くマトに一発とは…カイくんにそんな
才能があったなんて……[汗]」.:.
オ......ォ.....オ
海「規則的な動きだから タイミングも計りやすかった………
まァ……あと50cmも後ろに下がったら
命中率はかなり落ちるけど……」.
賢三「いや…本当に凄い…相当訓練したとしても俺には無理
だろうな…[驚]」.:
哲「…………[汗]」.
第130話[3]終. 第130話[4].
●花草森公園・本隊●
[グッ…[探]]
海「だからたくさん練習したって言ったろ?[微笑]」
三角巾の中を探る海.
賢三「だけどタマは確か24発しか渡してなかったハズだよ?」
[スッ…[弾摘]」.:
海「まァね…だから練習は深夜の河川敷
線路の高架下で電車が通る時のみにやった…合計で14発」.
銃弾を
右手人差し指の上に立てて微笑む海.
賢三「14発!!?
たったそれだけで?
[汗・驚]」
○某日・高架下○.
ゴ∴∵ォ∵.オ∵ォ∵
≡ォ≡≡≡≡≡≡オ.
V┃V┃V┃V┃V.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
∴∵∴∵パン∴∵∴∵
嚢※∵∴.∵∴¬楽∵
嚢嚢∴∵∴パン∴崎∴
嚢嚢嚢∵∴.∵∴海∵
夜の高架下で
積み上げたターゲットマーク付きの土嚢に試し打ちをする海.
第130話[4]終. 第130話[5].
●花草森公園・本隊●
海「14発は照準・集弾 反動を確める為
照準と集弾は変なブレもなくバッチリだったけど」
海「俺が一番気になってたのは銃身の反動だった…」
海「全ての銃器は発砲すると 反動で照準してしまう」
海「だから反動がどの程度か身体で覚える必要があったんだ……」
海「トカレフTT33は7.62×25mmトカレフ弾を使用する…
貫通力が優れている事で有名だから 反動が特に気になった」
海「まァ…実銃だから確かに強烈だったけど これくらいなら
練習すれば使える拳銃だと思った」
海「そして形が近いCGガスガンの反動を実銃に近づける様改造した」
海「スライド後退のバネを超強力な物に交換 ガスを温めてガス圧を上げ 反動の質
をできるだけ近づけた……」
海「後はそれで何度も練習して 身体に染み込ませたって訳」
第130話[5]終. 第130話[6].
●花草森公園・本隊●
オ...ォ
哲「いや…カイくんがスゲェミリオタなのは良くわかったよ…だからっつって…
動くマトに弾を当てるのは別だ…[汗]」.
哲「例えば5m先の対象を狙うとして」
∵*∴.∴∵*∴∵∴∵
┳|------/←43.75cm
┃|-----/─────
┃|----/─────.
5|---/──────
m|--/──────.
┃|-/───────
┃|/───────.
┻+5゜──────
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
哲「この時 銃口が5度ズレると 対象から43.75cm逸れる……」
哲「以前…何かの記事で読んだがアメリカNY市警の警官でも
2ヤード(1.8m)で約38%………3〜7ヤード(2.7〜6.3m)で約17%の命中率らしい…………」
哲「動く対象物に正確に当てる事なんて
…1か月そこらの練習じゃ絶対に身に着くハズがねェ[汗]」.
海「………………」.
哲の言葉に
意味深顔になる海.
第130話[6]終. 第130話[7].
●花草森公園・本隊●
海「さすがテツくん
ボーガンを使ってるだけあるね[閉目]」.
海「君らの様な犯罪集団に変に利用されたくないから………
正直この話はあまりしたくなかったんだけど…………」
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
哲(酷ェ言い方だな).
賢三(悲しいね……).
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
海「実は俺の父方の叔父が茨城でクレー射撃場をやっててさ……」
賢三「クレー射撃って 飛んでくる円盤を撃つ競技だよね」
海「そう…ちなみに
クレーは直径15cmの素焼きの皿で クレーは0.1秒で2〜3.5m移動する それを秒速
400m…0.1秒で40mを散弾を当てる(スゲーよ!)[微笑]」
海「俺の父親もクレー射撃が趣味で その上バカみてェなミリタリーマニアでさ…
物心付く時には
俺もエアガンやガスガンで遊んでたんだ……[閉目]」.
第130話[7]終. 第130話[8].
●花草森公園・本隊●
海「5歳の頃には10m先の1ミリの標的を狙う競技…ビームピストルとビームライフルを始めたんだ」
海「小5の時には高校大学生を主に含む
全国ジュニアオリンピックグレード2で
ビームピストルの40発競技で2位に入賞した」
賢三「小5で全国2位は凄い才能だね」
海「まァ控えめに表現しても………間違いなく天才の部類だよね(優害者)♪」
賢三「そういう事を自分で言うのはよくないよ……」
海「中学になる頃には競技用エアライフルを始めた…………
父親は俺をオリンピック選手にしたかったんだよね」
[ザァ.~*ァ.~..~*ァ]
ァ..*ァ.....
海「まっ それも中2
の夏で 全てがパーに
なったんだけどさ…
[苦笑・汗]」~*.~:
..*..~..~..:..~.ァ.
.ア~*..~ァ.~..:..ァ
哲「中2の夏?」~*~
賢三「……………」~
..*..~....:..~*.ア.
第130話[8]終.~:.~.* 第130話[9].
●花草森公園・南側●
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
ニカク[[[!!!!!
!!!!!!!]]]..
[[[[蹴]!!!!!!
!!!!ンド]]]目黒
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
ニカクの脇腹に
左ミドルキックを
食らわす目黒.
ニカク「つぐ…!」.
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
ニカク[[[!!!!
!!!!!!!]]]
目黒[[[ドンッ!!
!!!!![撲]]]]
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
目黒は続けて右ストレートをニカクのボディーに炸裂させる.
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
ニカク「おっ…!!」.
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
目黒[[[ゴッ!!]]].
[[[!!!!]]ニカク
目黒[[[ドッ!!]]].
[[[!!!!]]ニカク
目黒[[[バキッ!!]]
[[[!!!!]]ニカク
目黒[[[ドッ!!!
ガッ!!!ドッ!!
ゴッ!!ガッ!]]]
[[[!!!!!!!
!!!!]]]ニカク
∵∴∵∴∵∴.∵∴∵
ニカクを
滅多打ちにする目黒.
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
ニカク[[[!!!!
!!!!!!!]]]
[[[ゴッ!!!!!
!!![撲]]]]目黒
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
強烈な右アッパーをニカクの顎に炸裂させる目黒.
ニカクの右目が
不気味に黒化する.
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
ニカク[[[<●>]]]
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
第130話[9]終.∵∴∵ 第130話[最終編].
●花草森公園・南側●
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
∴∵.∴∵∴∵∴∵∴
[[[[[!!!!!!
!!!!!!!!!!
!!!!]]]]]目黒
ニカク[[[[[!!!
!!!!!!!!!!
!!!!!!]]]]]
∵∴∵.∴∵∴∵∴∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
激しくニカクを
乱打する目黒.
∵∴∵.∴∵∴∴∵∴
ォ∵∴.オ∵∴オは∵
∴.∵ニ∵ォ∴∵っォ
∵∴.カ∴∵∴目∴∵
∵.∴ク∴∵∴黒∴∵
∵∴∵.∴∵は∵∴∵
∴∵∴.∵∴っ∵∴∵
渾身の力で乱打した
目黒……だが……
一切反撃をせず
全て体で受けとめた
ニカクに唖然とする.
目黒「.....はっ[汗]
はっ[汗].......」.:
ニカク「…………」.
目黒[ギリッ…[噛]].
∴∵∴オ∴.∵∴∵∴
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
目黒「ニ……ニカク
さん………」.ォ∴∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
目黒「ま……まいり
ました………」∴.∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵オ
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
命を振り絞っての
連続攻撃も
ノーダメージ.
万策尽きた目黒.
ジ・エンド…!!.
第130話[終].
【アウト OUT】. 【OUT アウト】.
第131話[1].
●花草森公園・南側●
体力・気力の全てを
振り絞っての
最終攻撃も効かず…
目黒が……折れた…
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
目黒『─ダメだ……
手足が…動かねェ…
[震・心声]─』.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
目黒[ドッ[跪]].
(はっ)..:.
目黒『─そ…それに
─息が…[汗]─』.
.:..::...:.(はっ).
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴踞る目黒.
ニカク「フン………
苦しいだろ……その
辛さはわかるゼ…」.
ニカク「乳酸が溜ま
って手足はパンパン
しかも自分で息を吸
おうにも 肺が受け付
けない……」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
(はっ)...::
目黒「……[汗]」.
..::..(はっ).
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
ニカク「チアノーゼ
ってヤツだ……」.
ニカク「俺も無酸素
筋トレの時 よくなっ
てたからよ……」.
ニカク「もうコレ以
上無理って所まで何
度も自分を追い込む
まさにこれこそ筋ト
レの醍醐味だ」.
第131話[1]終. 第131話[2].
●花草森公園・南側●
∵ォ∵∴ニ∵.オ∵∴
∴∵オ∴カ∵∴.ォ∴
∴∵∴∴ク∵∴.∵∴
∵∴.∵[睨]∴∵∴オ
目黒「………[震]」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
仁王立ちのニカクの
前で踞る目黒.
万策は…尽きた──.
ニカク「俺がオメェに一切手を出さなかったのは……………
ハナからこうなる事を予想していたからだ………[微笑]」.
ニカク「元々斬人の親衛隊は守りの要…
ディフェンダーだ」.
ニカク「兄貴の様にズ抜けた気合と根性で折れないタイプ…
あるいはオメェの様に元々打たれ強いタイプ…そういう面倒な連中が選別される」.
ニカク「だが見た限り…さすがのオメェも兄貴に打たれ過ぎてる……」.
ニカク「そのダメージと筋肉疲労は 1時間程度で回復すんのはまず無理だ…」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
(はっ)...
目黒「グッ…[汗]」.
....(はっ).
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
第131話[2]終. 第131話[3].
●花草森公園・南側●
ニカク「確かに最初の一発目 そして二発目のローから後ろ回しまでの威力は凄まじいモンがあった」.
ニカク「だが三発四発と受けてる内に…
どんどん威力が落ちていったのは明白だった………」.
ニカク「ダメージもあるが…これは元々オメェ自身のスタミナ不足によるものが大きい……」.
ニカク「オメェはガチでタイマンが強ェタイプだ…タイマンは基本……長くても
1・2分でケリが付く短期決戦…」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
(はっ)...
目黒「………[震]」.
....:(はっ).
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
ニカク「ほとんどの相手はオメェの爆発的な最初の一・二撃で潰されるだろう」.
ニカク「だが俺の場合…見えてる打撃はまず急所には当たらねェ…」.
目黒[…………[踞]].
ニカク「仮に当たっても反応できねェ程の不意打ちでも食らわねェ限り…………
軽量のオメェの攻撃ぐれェ…俺の筋量なら耐えられる…」.
第131話[3]終. 第131話[4].
●花草森公園・南側●
ニカク「目黒……オメェも既に気付いてるだろうが……ダメージを差っ引いても
今のオメェじゃ俺と勝負にならねェ…」.
(はっ)...
目黒[…………[汗]].
....(はっ)
ニカク「レベルが違う……」.
ニカク「さて……」.
[グッ…グイッ[引]].
「うぐっ![汗]」目黒
ニカクは目黒の髪を掴み引き上げる.
ニカク「これからオメェをどうするかだが……[睨]」.
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
目黒[…………[逸]].
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
ニカクから
視線を逸らす目黒.
ニカク「フン……」.
ニカク「チアノーゼはもう数分したら多少は回復する[離]」.
目黒「……?[汗]」.
ニカク「回復したら大人しく俺に付いて来い……素直に付いて来れば少なくとも
身の安全は保証してやる………………」.
(はっ)...
目黒[…………[踞]」
...(はっ).
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
(はっ).....
目黒[…………[汗]].
.....(はっ)...
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
目黒はイッカクとの
思い出を回想する.
第131話[4]終. 第131話[5].
○大川山・第一駐車場[目黒回想]○.
∵∴ア∴ァ.∴∵ア∴
∴アァ∵∴.ア∴ア∵
『──オラガンガン
行けコラァ!!!──』
∵∴∵∴∵.∴∵∴∵
.[-][-][-][-][-][-]
.[-]──────[-]
.[-]──vs──[-]
.[-]──────[-]
.[-][-][-][-][-][-]
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
『──何やってんだ
──パンチ流れてん
ぞ!!!!!!!!──』...
『──気合い入れろ
オラァ!!!!──』...
∴∵∴∵∴.∵∴∵∴
∴∵∴∵∴.∵∴∵ァ
大川山・第一駐車場
斬人と某族のタイマンが行われていた.
∴ァ∴∵∴.∵ァ∵∴
族『─はァはァ─』.
顔面から流血する族.
次の瞬間
族『─!!!─』.
∴∵∴.∵∴∵∴∵∴
∵∴∵∴.∵∴∵∴∵
ニカク『─ゴッ!
!!!!!!!!!
!!!![撲]─』.
族『─!!!!!
!!!![飛]─』.
∴∵∴∵.∴∵∴∵∴
ニカクの
強烈なパンチを食い
吹っ飛ぶ対戦相手.
∴∵∴∵∴.∵ア∵∴
『─[騒 喜 笑]─』.
∵∴∵∴.∵∴アァ∵
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