>>707

>「Armor Knot/鎧の結び目」仮説です。
*仮説その1

国語辞典を見ると、『あげまき結び』が鎧の飾り紐に使われていることもあったらしいです。他の結び方はわかりません。

→ 鎧の背の逆板(さかいた)に打ちつけた環に通してBの結び方をした飾り紐。
▷ 源平盛衰記(14C前)二〇
「十五束よく引堅めて放ちたれば、楯を通し、冑(かぶと)の胸板、後のあげ巻(マキ)へ射出だしたり」


*仮説その2

鎧の結び目ではなく、『縅』(おどし)の可能性もある。

鎧を作るには、糸(や紐状のもの)で、小さな鉄や皮を縫い綴るみたいです。その縫うものや縫い綴ることを縅というらしい。
甲冑の名前には、しばしば文化財『なんとか縅の甲冑』なんて名づけられているし、役割から見ても非常に重要。
縅のやり方もたくさんあって材料別や綴り方別、色別にさまざまに名づけられている。

でも絵は結び目ですね。