>>53
は?艤装?
確かにアニメや特撮モノでもリアリティ感や説得力を持たせる為の設定それに基づく描写を怠りすぎると荒唐無稽になるのは周知。
でもその理論武装は結局はハッタリ感の延長です。
どこまでそのハッタリ感に頼るか?は、作品ごとに違います。その違いが作品固有の個性となるのですからね。
2199には2199のハッタリ感、そして2202には2202固有のハッタリ感という線引きをおこなっており、それが作品の色、即ち個性となっているのです。
2202は絵の見栄え感重視、伝えたい事をより明確にする為に強調法を重視しています。
ですから人物の描写から始まってメカの見せ方に至るまで遠近感や物理の法則が歪になる方向性の描写や演出になっています。
ですからメカデザインも故意にそのような方向性に志向しているのです。
それは言い訳ではありませんが、羽原信義の生粋の演出スタイルが絡んでいるかもしれませんね。それは彼がリミテッドアニメ特有の作画方法を好む事に起因しているのかもしれません。それに小林誠氏が阿吽の呼吸でフィットしたのかもしれませんね。
ですからメカデザインの不明瞭な部分があるのは「見栄え重視」の演出スタイルである、と解説しましたよ。分かりましたか?
ですから小林誠氏がバカなのではありませんよ。そして羽原監督がバカなのでもありませんからね。羽原監督のスタイルなのです。