>>103
は?
あのですね、そのような矛盾を小林誠氏が命令して訂正させられる権限があるのならばシュトラバーゼの話や加藤のテロの話をどんな何よりも直させる筈ではないですか?
第11番惑星とは地球とガミラスの和平の結晶であるのですね。
辺境の星、土方が左遷させられた場所、増長した精神の地球側にとっては見捨てられた集落的様相であるのですね。
そこで左遷された人々や移民が牧歌的な生活を営んだいた時に侵略者から襲撃を受けてホロコーストという地獄に変わるという悲惨な話を描きたかったのですね。
映画でいうと「炎628」のような旧ソ連の貧乏な村にナチスが襲撃して村人が皆殺しにされるという残酷ショーですね。
それを食い止めなければとホロコーストという悪に立ち向かう宇宙戦艦ヤマトの勇姿を描く事が小林誠氏の発想ですよね。
小林誠氏が凄いのはここからです。
ナチスのような残酷な軍隊であるのかと思ったらですよ、何やら異常な事態が起こるではないですか。大戦艦が群体のように集結し巨大な武器に変幻していくというシュールな光景がヤマトの前に広がる。
第11番惑星を軽視していた増長した地球に向けて巨大な武器は牙を向いていた。
想定出来ぬ異常な事態。これが宇宙の底知れぬ恐怖感ですね。これが滅びの方舟の伏線なんですけれどもね。
そのような意図を頭に入れて再鑑賞してください。宜しくお願いします。