コレクター(1965年)

サイコパス関連の本を読んでてこの映画を知り観てみた。
ストーカー男が一目惚れした女を監禁するという内容。
ローマの休日の監督、60年代なのでヒッチコック的なスリリングで
スッキリ解決するラストかと思いきやそうじゃないのか…
過激なシーンはないが、現代でよく起こる事件なので胸くそ悪かった。
サイコパスの思考回路は理解できないわ。
女が男をスコップで殴るシーンが印象的。
数発殴っていたら脱出できたろうに、一発で躊躇ってしまうのは
蝶々を殺すのなんて可哀想という考えの彼女には殴るなんてできなかったんだろうな。
そんな良心の持ち主なだけに、余計胸くそ悪い。
原作も興味あるけど読むのに勇気いる…。