変わってしまったという批評が大きいらしいですけど
それ言うなら変わってもないかもしれないぞと
あれでやっと「。」がついた事にしていいのかと問えば
やっぱりまだ付いてないじゃないという見方も出来るかなと
だって終りの直後に空しい風吹く別々の坂を描いて
ハイやっぱり違う場所でしたー又はハイ年ずれてましたーとかで
真バッドエンドにできるわけで
今回もまだ描きませんでしたと
そこまで勘ぐればだけど

あと自分はゲロ噛み酒とムーにつけなくていいのかも知れないイチャモンを
つけたくなっちゃうけど
あれはチチ揉みとあわせてみんな大好き巫女ヒロインの生身さかつ潔癖さを
オタク的に描いたのか、それともイジワル女子のほうが正直で「リアルに
するほど女に違和感残ります」というのがそのまま出てるのかも知れない
それならよく伝わってるとも言える
一見奥黒さは頼もしい先輩に分担させましたの形にはしてあるが
まあそこまで勘ぐればだけど

手にペンでというのも電子機器で互いに見ている夢が幻想のまま
上滑りするのを防ぐ事が出来ているが
手を舐めて握手する訳にもいかんワケでああいう境界性になったのかと思う
原始化への退行みたいな謎の光線と彼誰時を絡めたなんとも浸れる空間描写で
惚れているという表現ではない青臭い一途さに相応しかった
途中で山水をなめるなどで息がひりつく表現を加えても良かったかも知れない

監督としては一つ「。」を想定した所から逆算して線を引き戻してきたのかも知れない

あと、スピなんならじゃあ川と暗に対比して橋があっても良かったかも知れない
これがほんとの吊り橋効果
ビルディン効果