洋画の「アポロ計画」改題問題であの大高も「一般の人を劇場に呼ぶための努力」
なんて抗弁してたけど、五年に一本くらいしか劇場に足を運ばないたちは、
マイナーな作品のタイトルがちょっと変わったくらいで見に行くわけがない

洋画なんて特にニッチな商売になってるんだから、むしろマニア受けするソリッドな
要素を押し出す方がマシ!という現状なのに、相変わらずバカな宣伝担当は
「おじいちゃんおばあちゃんにも分かるように毒を抜いて…」
だからそんな客、絶対に見に来やしないんだって!

最近ヒットした作品は、君の名美女野獣シンゴジみたいなメガヒットから
デップー帝一ガルパンあたりまで、まず初日から詰めかけるようなコアな
ファンを満足させて高評価の口コミが広まったものだけが、その後の段階で
「一般」に広まる資格を得られる形になってる

逆にスタート段階で期待していたマニアにそっぽを向かれたあやふやな作品は、
まず確実にそこで終わり。以後の広まりなんかほぼ100%ない

大ヒットシリーズでもない限り日本では10億から20億円程度しか見込めない
洋画や、原作がマニアックな漫画の実写化作品なんかは、どれだけコアなファンを
味方に付けられるかが興行の第一関門なのに、宣伝担当はそこでいきなりファンに
喧嘩を売って、一番の味方になれたはずの人間を敵に回す、飛び降り自殺同然の
自爆行為をはたらくんだもんなあ
端から見ていても「何やってんだ?」としか思えんわ