正直ネットでオタクから袋叩きにされたり、「オタク文化に無理解な頭の固い奴」と言われるのを恐れているからとしか思えない。
しかし「オタク美少女萌え文化」への本質的な違和感を、新海誠や山田尚子といった一般層に評価されるようになった
有名作家だけにぶつけるのはおかしい。

正直、萌え文化を全否定している井筒和幸の「あんなもんオタクのオナニーアニメじゃ、見る必要ない」
という発言のほうが少なくとも一貫性はある。
(極論過ぎて俺は賛成はしないけど)

あと似たようなところで、「(インテリ的な)気取ったような表現をするノーランの映画が嫌い」と言いながら、
『シンゴジラ』や『まどか☆マギカ』を批判しなかった宇多丸さんにもかなり矛盾がある。

日本の深夜系厨二アニメや、押井守、庵野秀明から派生した映画群ほど「気取ったような表現」はない。
そこを批判せずノーランのコミック映画を批判するのはかなり無理がある。
「踊る大走査線」は批判してたが、あれを批判しても別にオタクを敵にまわさないし。