名もなき新興のフェイスが、コロムビアの終活をすることになった。

明治43年以来、コロムビアが音楽文化の一翼を担って築いてきた抜群の知名度を活かし、時代のニーズに適合した体質改善を断行してシナジー効果を目指す方策が余ほどwin・winの良好な関係をもたらすだろう。

フェイスが経営に参画してから、株式併合20:1・さらに今回のお手盛り株式交換比率1:0.59とコロムビアの株主を踏みにじり、さらに完全子会社化を目論むなど業績の発展に寄与した形跡は見当たらない。

それどころか、コロムビア出身の役員を一掃し、着々と外堀を埋めて上場を廃止するという暴挙に出たことは、悪徳経営の汚名を歴史に刻むことになるだろう。

諸般の事情を考慮してもフェイス(厚顔無恥)がコロムビアの2倍の企業価値があるとは常識的に到底考えられない。

現にRBM株式交換比率がコロムビアの株主に不利不当であるとして、来るべき株主総会に
反対提案するとのことであるが、拍手喝采の大快挙である。

フェイスに些かでも良心が存在するならば、今回の株式交換を撤回し、RMBの提案を受け入れて貰いたい。

コロムビアにド素人社長が来てから、優秀なアーティストや社員は出て行った。早く辞めて貰いたい。