以下は俺が噂に聞いた話だ。

かつて静岡を愛した男がいた。
男は静岡と一つになることを真剣に望んだ。
静岡も態度のそこここに明らかな愛情が見られ、相思相愛に思われた。

そんな蜜月の時が過ぎ、突如静岡は冷水を浴びせるような態度に出た。
男は静岡の前から姿を消し、失意の日々を送った。
一体なぜ…男は静岡がわからなくなった。
しかし時間をかけて考える内に、一つの結論に達した。

静岡は皆のものだ。
ロックを統治する王であり、ロックファン皆が崇める駿河の太陽である。
一人のものになるわけにはいかない。
静岡は我欲を抑え心で号泣しながら、あえて冷たく男を突き放した。
それが真相だった。
男は静岡の真意に気づき、泣いて静岡の志を尊重した。


…以上が顛末らしいよ。
なんでも男はその後遠くから静岡の活躍を目を細めて見守っているとか…^^