よっしや。
じゃあ、今夜もおっちゃんが語ってやるぞ。

俺はつくづく思うのだが。

上杉昇という、逸材を手離したBEINGて会社は
ほんと大馬鹿者だよな。

だんだんと自分達の音楽を自分達で作れるようになってきたのなら、尚更
アーティスト達を守り育てていって欲しかったものだ。

そんなクソ会社を見区切った上杉は
ある意味正しかったのかもしれん。
ただ、上杉も相当のものを失い、
未だそれを取り戻せずにいる。

お互いがお互いを失い、
お互いに繁栄出来ずにいる現在。

俺達も、当時の音楽への夢や情熱を
奪われたようなものだ。