「日本のコンサート特有の静のイメージじゃなく、動のイメージが僕らには似合う。別にただ騒ぎまわればいいと思っているわけじゃないけれど、どことなく重苦しい雰囲気で、姿勢を堅くして聞くなんてのはよくない。
リラックスして、心ゆくまで楽しんでもらう。
静かな曲の時はもちろん静かに、ステージに反応したいときはそれこそ思い切り全身で僕らにこたえてもらえたら最高だ」(甲斐よしひろ)

そんな気持ちをこめて、”サーカス”という言葉は使われている。
未知の世界を覗き込むような、わくわくする期待と一抹の不安が混じりあった不思議な魅力・・・・・・。
ひとたびショーが始まったら、そこで繰り広げられるのは、日常とは異次元の、あでやかさとスリルに満ちた華やかな世界。
まもなく満2年になろうとする”サーカス・サーカス”は、いまや最高の盛り上がりを見せている。
着実に成長をそげてきた甲斐ンドは、押しも押されぬ日本のトップ・グループの座についた。
そんな自信が、ライブ・パフォーマンスのパワーをいっそう増すことにつながっている。
ステージにおける燃焼の激しさは、もはや他の追従を許さないと言ってもいいだろう。