〜娯楽島ラッカラン サーバー1 ダイス親の闇〜 2018

彼らは今日も必死にゴールドを掻き集め、自身達の生活をかけ戦う―――

にちちゃん HV147-622 = ダージリン CB290-597 = にちようび
うきょん  VQ897-467 = ちんぱん = ろくでなし 
はいたに  QV455-705 = 自身の過ちに気付き、一時は離れたが出戻り 


ダイスで掻き集めたゴールドを販売 
手にした僅かなお金で、無様で場当たり的な生活を送る。
現実共にギャンブル中毒である彼らを救うことは、残念ながら容易ではない。

一刻でも早く将来のことを考え、就職をし、自立しなければならないが、
社会復帰ができない彼らは、互いに傷を舐め合い、足を引っ張り合い、
毎日声を掛け合い、情けなくも現実逃避を続けている。

サービス終了のその時まで、決して目が覚めることはないのかもしれない。
勤勉を怠り、怠惰で自堕落な生活を続け、社会から孤立し、世間から相手にされず、
現実社会に目を背け、ネットの世界に己を隠して身を寄せる。


    ラッカラン郵便前周辺の、場所は誰にも渡さない―――


一昼夜を問わず、外出中も、就寝中も、
マクロbotを使用し定期的に入力させることでキャラクターを常時ログインさせ続ける。
不在プレイも規約違反行為だが、彼らにとっては死活問題である為、手段を選んではいられないのだ。

個人間のRMTは事実確認が困難なのだろう
それ故に、彼らはいつまでも現状に縛られ続け、社会に復帰することができないでいる。

図体だけが大きくなった"子ども達"が、"一端の大人"になれる日は来るのか否か、
自責の念に駆られながらも更に歳を重ね、みすぼらしく惨めに嘆くのだろう

傷を舐め合うネットの友人を失った時、襲ってくるであろう孤独感に戦々恐々としながら、
明日も明後日もまた、互いに声を掛け合い、慰め合いながら生きていく。



次回、JKとのエロイプだけが人生の楽しみ  乞うご期待