もういいよって抱きしめてやれるのは
銀幕の中のフィクションだけだと気づいたよ
俺じゃない人に心を預けた妻を
思えば思うほど傷つくけど
恨みを抱く朝に 涙しながら
あなたたちの思うようになったよ
流れにさかれって
がんむしゃらに頑張ろうとしたけど
同じ形でもがいてたけど
俺の心を求めたあいつの涙が
きっと一生俺は覚えてる
あなたたちの思うとおりになったよ
頭の中から妻が消えない さえないオトコは
あなたたちの数の力に勝ち目はなかった
冷たい声を聞けば
あきらめもつくはず
言い訳だらけでも
一生懸命なあいつが好きだった
もうあなたたちの望むことは何もかもじつげんしたのだと
告げながら
心に響く雨の音にふたりでヘッドフォンわけあって
聞いたあの歌を思い出すよ
さようなら・・・