山本寛オフィシャルブログ
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オタクと決別した瞬間

2020-04-13 08:21.44
なんか「ずっとヤマカンはオタクを否定している!」と思い込んでいるオタクが少なからずいるが、その勘違いの酷さ、幻覚に近い思い込みの激しさが如何にも危険極まりないオタクだが、僕は何度もオタクとの距離感を考えてきた。
でなければ『WUG』なんて作品、自分で発案したりしない。

僕がオタクは危険である!と断定し始めたのは、「アニメ・イズ・デッド」以降、徐々にだ。
ほんの4年くらいでしかない。

もうお前らの妄想に付き合うつもりなど毛頭ないが、ちょっとでも知性が残っているなら、これまでの僕の変遷を語るから、頭を冷やせ。


『らき☆すた』までは、僕はむしろオタクのために、と考えていた。
『ハルヒ』の成功で味をしめたからだ。

しかし、既にオタクは2ちゃんねるなどで僕を攻撃してきた。
それがよりにもよって、監督降板という異常事態を生んだ。

しかし僕は生きること、生活することを考えて、『かんなぎ』では同じ路線を続けた。
しかし「その域に達していない」とうるさいオタクは、執拗に僕の足を引っ張った。
その時はまだ反撃まですることなく、ひたすら噛みついてくるバカに個別に反応しているだけだった。
ここまでは2ちゃんを見ていた。

しかし、ここで原作者先生が倒れる。
それに乗じて2ちゃんに書かれたコメントが、
「武梨を倒したぞ!次はヤマカンの番だ!」

さすがに、呆れを通り越した。
本当に危なかった病状なのに、何を言ってるんだ?
お前ら本当に人間か?良心はないのか??

オタクに対して根本的な疑問を持ち出したのはこれからだ。
更にそれからは、こちらは個別の異常な輩に対して反論しているだけなのに、「俺たちオタクを攻撃している!」と、彼らは十把一絡げの同族意識を持つようになった。

あっそう。
お前ら、徒党を組んでるのね?みんな仲間なのね?
じゃあ、十把一絡げで反撃してもいいよな?

間違えないでほしい、オタクを十把一絡げにしてきたのは、オタク自身なのだ。