【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は22日、来年2月に平昌冬季五輪を開催する韓国の都鍾煥文化体育観光相が、一部競技の北朝鮮での分散開催を検討すると表明したことについて「大臣のコメントを興味深く受け止めた。韓国訪問時には、そのアイデアを大会組織委員会と喜んで議論する」との談話を出した。

 IOCのバッハ会長は韓国の茂朱で開催する世界テコンドー選手権の30日の閉会式に出席し、7月3日には文在寅大統領と会談する見通し。

 IOCは「五輪ムーブメントは常に橋を懸けるためにあり、壁を築くものではない」と、五輪を通じ南北関係改善に協力する姿勢を示した。

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