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唐津市と姉妹都市の韓国麗水(ヨス)市が、互いに「林さん」を派遣し合う。唐津市の林亜由子
(はやしあゆこ)さんは約9カ月、麗水市の林宰淑(イムジェスク)さんは約1年間、それぞれの市で
研修を積む。2人は「同じ名前同士、頑張りましょう」と笑顔を交わした。
 
26日には、2人が着任と出発のあいさつをした。唐津市の林さんは「たくさんの人と触れ合い、
麗水市の行政の仕組みを学びたい。麗水市の人に唐津を知ってもらいたい」と意気込み、韓国の
林さんも「日本は景色がきれいで、人も親切。唐津くんちなど祭りの文化や観光について学びたい」
と話した。林(はやし)さんは国際交流関係の仕事を、林(イム)さんは日本語などを学んだ後、
希望する部署で研修を積む。
 
両市は1982年に姉妹都市となり、95年から職員相互派遣事業に取り組んでいる。唐津市は
これまで18人受け入れ、19人派遣している。どちらも志願した職員から選考して決めるため、
唐津市国際交流課の担当者は「同じ姓になったのは全くの偶然」と驚く。峰達郎市長は「心から
期待している。1日も早く職員と仲良くなり、自分からチャレンジして」と激励した。

ソース:佐賀新聞
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/441225