2017年6月29日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が日本に生産拠点を設けるとの報道に、中国のネットユーザーが反応を示している。

毎日経済新聞などが日本メディアの報道として伝えたところによると、華為は千葉県船橋市にあるDMG森精機の工場を改造して初の日本工場とする予定。

初期投資はおよそ50億円で、早ければ年内に操業を始める。中国企業が日本に正式な工場を新設するのはこれが初めて。華為は日本の技術や人材を吸収し、日本や他の先進国市場を狙うという。

華為が先月発表した今年第1四半期の営業報告によると、スマートフォン出荷台数は前年同期比21.6%増の3455万台に上り、地域別では東南アジア、南太平洋がいずれも70%、中国、欧州市場はそれぞれ20%、15%の伸びを示した。

今回の華為の日本工場新設に対し、中国のネットユーザーからは

「とても正しい戦略だと思う」
「先進的な生産技術が日本にはある」
「その市場に参入しようと思ったら現地に工場を持つことが必要」

という意見や、

「日本製品をボイコットしたい愛国青年はどうなる?」
「今後の反日デモで華為のスマホを持つのは危険ではないだろうか」

といったコメント、

「中国人によるメード・イン・ジャパンだ」
「よくやった!」
「華為の日本市場占領の始まり」
「華為は中国で唯一の国際化企業」

などの声が寄せられている。

http://www.recordchina.co.jp/b182916-s0-c20.html