【ハンブルク時事】

安倍晋三首相は7日、20カ国・地域(G20)首脳会議の開催地、ドイツ・ハンブルクで韓国の文在寅大統領と初めて個別に会談した。両首脳は北朝鮮の核・ミサイル問題について連携して対応することを確認。懸案の慰安婦問題に関する日韓合意についても話し合った。
 
北朝鮮は4日に弾道ミサイルを発射。国営メディアが大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に初めて成功したと発表した。首相は「今は最大限の圧力をかける時で対話の時ではない」との考えを表明。両首脳は北朝鮮への圧力強化で足並みをそろえたとみられる。
 
慰安婦問題では、首相は日韓合意について「未来志向の関係を築いていく上で、欠くべからざる基盤だ」と指摘した。これに対し、大統領の発言は明らかにされていない。


(2017/07/07-18:18)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070700811&;g=prk