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▲ 軍艦島(ハシマ島)の全景。軍艦島は廃鉱の後、現在は観光地として使われている。
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軍艦島(クンハムド)を巡る韓日歴史対立の溝が深まっている。

軍艦島は現在日本の行政区域上、長崎県長崎市に属する無人島である。正式名称は『ハシマ島(端島)』
で、形状がが軍艦に似ているため軍艦島という別名が付けられた。1940年から1945年の日帝強占期に
日本政府が朝鮮人を強制徴用して、軍艦島で石炭労働をさせた事が知られている。

連行された朝鮮人の大部分が亡くなったため、生存者はここを『地獄の門』と呼んだりする。軍艦島を脱出
しようと試みた朝鮮人が数多くいたが、大部分が荒波に飲み込まれたり発覚して銃殺されたという。日本は
軍艦島に徴用された韓国人生存者に何の補償もせず、全く言及しないままユネスコ世界文化遺産に登録
した。

韓国内では去る2016年、MBCの芸能番組『無限挑戦』がこれをクローズアップして話題を集めた。 その後
軍艦島に対する関心が熱くなり、来る26日に映画『軍艦島』が公開される予定である。映画『軍艦島』は
歴史的背景を基に、日帝強占期に日本の軍艦島に強制徴用された後、命懸けで脱出を試みる朝鮮人の
話を描いた映画だ。韓国内では2017年の最高の期待作として数えられている。

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▲ 映画『軍艦島』の 公式ポスター。
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しかし、日本の反応はあまり好意的ではないように見える。YouTubeに公開された『軍艦島』メイン予告編
動画のコメント欄には、鋭い反応を見せる日本ネチズンを容易に見つける事ができる。特に予告編の最後
に登場する、戦犯旗を裂くシーンが日本ネチズンの集中攻撃を受けている。

ある日本ネチズンは、「このような馬鹿げた嘘映画がさりげなく公開される事にあきれ返る」とし、「当時の
端島(軍艦島)は最高の職場であり、朝鮮人は自発的に金を稼ぎに来た」と反論した。 また別の
日本ネチズンは、「妄想と現実を区別する事ができない精神病患者」と言いながら、「無関係の旭日旗を
裂いて、国全体がオナニーしているようだ」と皮肉った。

政府レベルの抗議を求める意見も多い。ある日本ネチズンは、「世界文化遺産に対する価値を落として
いるが、この水準なら抗議しても良いのではないのか」とし、「日本政府が積極的に出て抗議しなければ
ならない」と声を高めた。

日本の極右メディアの非難も相次いでいる。映画の内容が歪曲されているというのだ。極右志向メディア
の産経新聞は映画『軍艦島』について、「映画『軍艦島』は嘘である。地獄という言葉は理屈に合わない」
と言いながら、「韓国で捏造した内容で映画を作り、住民が激怒している」と主張した。

ソース:シビックニュース(韓国語)
http://www.civicnews.com/news/articleView.html?idxno=8001

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