韓国製自動車の輸出、国内販売、生産がそろって減少しました。

韓国自動車産業協会が11日にまとめたところによりますと、ことし上半期の韓国製自動車の輸出台数は132万4710台で、2009年以降では最も少なくなっています。

これは、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備に対する中国の報復措置の影響などで、現代・起亜自動車の中国での販売台数が40%以上減ったことや、GMのヨーロッパ市場撤退に伴い、韓国GMの輸出が減ったことなどが背景にあるものとみられています。

韓国製自動車の輸出台数は、上半期基準で3年連続、減少しています。

また、国内販売台数は、上半期は78万5297台で、去年の同じ期間に比べて4%減り、3年ぶりに減少に転じました。

輸出と国内での販売がともに減少したことで、国内での生産台数も減っています。

ことし上半期の国内生産台数は216万2548台で、2010年上半期以降では最も少なくなっています。

http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Ec_detail.htm?No=64294&;id=Ec