札幌市は14日、平成28年度の同市の外国人宿泊者数が、前年度比9.2%増で過去最多の209万3千人だったと発表した。過去最多の更新は5年連続で、200万人突破は初めて。

 市によると、国・地域別では中国が50万6千人でトップ。台湾が45万人、韓国が40万3千人で続いた。

 中国からの宿泊者が前年度比で9.2%落ち込んだものの、韓国からの宿泊者が46.8%増えて全体を押し上げた。

 市は韓国からの直行便が増えたことや、無料Wi−Fiなど環境整備が進んだことが増加の要因とみている。

http://www.sankei.com/life/news/170714/lif1707140037-n1.html