北朝鮮によるミサイル発射が相次いでいることを受け、島根県は21日、ミサイルが隠岐諸島付近に落下すると想定した避難訓練を9月6日に同県隠岐の島町で実施すると発表した。県によると、離島での訓練は全国初。

 県によると、訓練はX国から弾道ミサイルが発射され、隠岐の島町近くの海上に落ちたと想定。防災行政無線を使って住民に周知する。

 町内の小中学校や県立高校などが参加し、頑丈な建物へ退避したり、窓ガラスから離れたりするなど、初動対応の確認をする。

 県によると、国が各都道府県に避難訓練を検討するよう要請。5月下旬には、北朝鮮のミサイルが隠岐諸島から約300キロの日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したとみられ、県と同町が実施を検討していた。

http://www.sankei.com/west/news/170721/wst1707210075-n1.html