2017年07月27日 15時35分 WoW!Korea

韓国政府は26日に公開した韓国映画「軍艦島」が“創作映画”という日本側の主張に歴史的事実に基づき制作されたものと反論した。

外交部のチョ・ジュンヒョク報道官は27日、定例会見で「映画の内容について政府次元のコメントは適切ではない」としながらも「映画は監督が明かしたように実際の歴史的事実からインスピレーションを受けて制作されたものと聞いている」と述べた。

チョ報道官は「軍艦島で過去、数多くの韓国人が本人の意思に反して動員され、過酷な条件下で、強制的に労働したというのは周知の事実」と強調した。

先立って、日本の菅官房長官は映画「軍艦島」公開に対して「史実を反映した記録映画の類ではない」とし「徴用工問題を含め、日韓間の財産請求権の問題は完全に最終的に解決済みの問題だ」と話した。

これと共に政府は2015年、軍艦島を含む日本の産業近代施設がユネスコに指定された後、日本が側が約束したインフォメーションセンター建設などの措置がきちんと行われていない点についても批判した。

チョ報道官は「日本政府がユネスコ世界遺産会議で約束した措置を誠実かつ早急に履行することを要求する」と述べた。

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