【ワシントン聯合ニュース】2007年に米下院で慰安婦問題を巡り日本政府を非難する決議案が可決されてから10年を迎え、ワシントンの下院議員会館で27日(現地時間)、記念行事が開かれた。決議案を主導した日系のマイク・ホンダ前米下院議員は慰安婦問題に対する日本政府の明確な謝罪や歴史的な責任を求めた。

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記念行事で演説するホンダ氏=27日、ワシントン(聯合ニュース)

 ホンダ氏は慰安婦問題を巡る15年末の韓国と日本の合意について、「日本の謝罪問題については取り扱っていないため、紙切れほどの価値もない」と批判した。

 また、「慰安婦問題で急がれることは、日本が明確な謝罪をし、歴史的な責任を受け入れること」と強調。「韓日間の過去の条約を再検討するとした文在寅(ムン・ジェイン)大統領が韓国の新しいリーダーとして登場したことに希望を持っている」とした。

 行事には知韓派とされる米下院のエド・ロイス外交委員長(共和党)も出席し、「過去の過ちに気付かなければ、未来は迎えられない」と述べ、日本の正式な謝罪を求めた。

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