現代重工業・現代尾浦造船・大宇造船海洋など韓国の造船会社の多くが、今年は2週間を超える夏休みを計画している。仕事の不足に伴う「費用節約型長期夏季休暇」だ。

 現代重工業は7月28日から8月15日まで、休日および年次休暇を含めて最大19日間の夏休みに入った。同社はもともと31日から8月10日まで休暇になっていたが、労組の創立記念日に当たる28日から休暇に入ったのだ。

 8月11日と14日に社員別の年次・月次休暇を使えば、8月15日の「光復節」の休日までつなげることができる。会社側も年次・月次休暇の利用を積極的に勧めている。

 現代尾浦造船も、7月29日から8月10日まで夏休み。ここに、会社側が勧奨する8月11日および14日の年次・月次休暇利用を加えれば、最大18日間の休みが取れる。

 2015年から夏休みを2週間に伸ばした大宇造船は今年も長い夏休みを取り、城東造船海洋は今年初めて2週間の休暇を取った。

 城東造船の関係者は「出勤してもやることがないので、2週間の休暇を決めることになった。船舶の受注が増えてこそ造船所の経営正常化も可能なので、下半期にはグローバルな造船景気の回復傾向が本格化することを期待する」と語った。

辛殷珍(シン・ウンジン)記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/07/29/2017072900512.html