■レーダーの死角 水平線の下は映りません (解説図あり)
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艦艇マストの高さ20mにある防空レーダーで距離23kmで
高度5m以下で飛行するミサイルは探知できない。
さらに水平線近くはノイズが多いので見分けるのは困難。
だいたい距離18〜20kmでミサイルと分かる程度である。

     距離20kmで発見しても・・・・
・超音速マッハ5=秒速1700m/sの対艦ミサイル 11秒で着弾
・超音速マッハ4=秒速1360m/sの対艦ミサイル 14秒で着弾
・亜音速時速800km=秒速222m/s 遅いミサイル 90秒で着弾

10秒で1回転する防空レーダーが「超音速ミサイル」を1回目に発見したとして、
2回目には着弾している現実。しかも、1回目でミサイルと判断できる優秀な
レーダー要員がいたらばの、たらればの仮定の話となる。

こうゆう理由で、防空レーダーは4面で360度監視AESAレーダーが必要となる訳である。