http://www.sankei.com/politics/news/170731/plt1707310032-n1.html

 民進党の野田佳彦幹事長は31日の記者会見で、安倍晋三首相が28日夜、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射から官邸に戻ったのが40分後となったことについて「危機管理意識があまりにもなさ過ぎる。公邸に早く住むべきだ」と批判した。

 ミサイルは28日午後11時42分ごろに発射され、安倍首相は29日午前0時13分に東京・富ケ谷の私邸を出発、22分に官邸に着いた。

 野田氏は「今回もミサイルを発射するだろうという予測は十分あったはずだ」と指摘した。さらに、元首相の立場から「歴代首相でこんなに時間のかかった人はいないのではないか。ミサイルが通常なら10分以内に日本に着弾することを考えれば、いまだに私邸から通っているのは信じられない」と述べた。