韓国の言い分を認める認めない以前に、耳を傾けただけでも日本の合意違反になる。
「とりあえず、お話くらいはお伺いしましょう」
だけでも、合意違反。
日本はただひたすら、
「合意を早く履行しろ」としか言えないのだ。
アメリカを立ち会わせた。
そして日韓は共同会見で、最終的かつ不可逆的な合意を世界中に向けて発信した。
間髪入れず国連はじめ、主要各国はこの合意を高く評価した。
そんな韓国の合意不履行を日本が容認したならば、それは世界中に間違ったメッセージを与えてしまう。
「日本という国は、最終的かつ不可逆的な合意すら破っても構わないのか、
ならば我々も今後都合が悪くなったら不履行しよう。
何か言われたら、この韓国との『前例』を引き合いに出せばよい」
と。
韓国に約束を守ってもらわないと、今後は日本の国益をも大きく損ないかねないのだ。そういう構造。
知れば知るほど、あの合意は良く出来ている。
韓国はまだ、その出来の良さを理解していないようだ。
河野外務大臣に一体、何を期待しているのか。
