【ソウル支局】

当地の報道によると、さきの大戦末期に朝鮮女子勤労挺身隊員だった韓国人女性と遺族が、名古屋市内の軍需工場での就労をめぐり三菱重工業を訴えていた韓国での裁判で、南西部の光州地裁は8日、原告の請求を認め損害賠償の支払いを同社に命じる判決を言い渡した。

日韓両国間で日本統治時代の請求権問題の処理を定めた1965年の日韓請求権協定について、韓国最高裁は2012年、個人請求権は消滅していないとの判断を示していた。


2017.8.8 10:30
http://www.sankei.com/world/news/170808/wor1708080019-n1.html