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一方毎日新聞は…。
<PAC3配備>「どう対応すれば」地元から不安や疑問の声
8/12(土) 22:56配信
 航空自衛隊の地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)が配備された中四国4県。
地元の住民からは「どう対応すればいいのか」という不安や配備を疑問視する声が聞かれた。
 配備先の海田市(かいたいち)駐屯地がある広島県海田町は広島市に隣接する。
広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長(72)は「軍事的な挑発に対し、日本が行動を取ることが、北朝鮮に刺激を与え、核戦争へとつながるかもしれない」と危惧。
「政府には国民の心配をあおらず、冷静になれと言いたい。
話し合いで、北朝鮮に『このような行為はやめろ』と伝えてほしい」と訴えた。
 出雲駐屯地の地元、出雲市の郷土史家、卜部(うらべ)忠治さん(94)は「北朝鮮は本当に撃ってくるだろう。
島根にミサイルが落ちてくることはないと思うが、もし迎撃ミサイルを撃てば破片が落ちてくるのではないか」と心配そうに話した。

 高知駐屯地への配備について高知市の会社員、光山博子さん(61)は「PAC3を配備すれば、逆に北朝鮮から狙われるのではないか。
日本は米国と北朝鮮の間に位置し、戦争になってほしくない」と話す。
ミサイルが高知上空を通過する可能性があることについても「通過せずに落ちたらおしまいで怖い。
でも、ミサイルを防ぐためと言って戦争になるのはいやだ」。
 松山駐屯地がある松山市の主婦、鎌田やよいさん(41)は「小中学校に通う2人の子がいるが、子どもしかいない時にミサイルが落ちたらと思うと怖い。
地震に対する知識や訓練の経験はあるが、ミサイルにはどう対応すればいいのか」と不安げな様子だった。
【竹下理子、根岸愛実、松原由佳、花澤葵】