三国志の英雄の一人で、中国で神格化されている関羽の像の除幕式が7月17日に行われた。ズルキフリ・ハサン国民協議会(MPR)議長は式典で「トゥバンの観光名所となることを望む」と述べ、期待を込めた。
だが民間からの寄付を集め25億インドネシアルピア(約2000万円)で建造された像に対し、ソーシャルメディア上では「中国政府がインドネシア政府を支配している兆候だ」などと反発の声が強まり、イスラム系団体は「中国の将軍はインドネシアの独立のための戦いに何ら貢献していない」として撤去を求めている。
こうした批判を受け、関羽像は現在、白い布で覆われた状態だという。(翻訳・編集/柳川)
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