【ソウル=峯岸博】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞(電子版)は13日、「われわれの戦略核兵器は朝鮮半島で米国の核戦争を防ぐ最高の安全装置だ」と主張した。

北朝鮮への軍事行動も辞さない態度を示す米国をけん制したものだ。

同時に「米国とその追従勢力が目を覚まして正しい選択をする時まで高度に精密化、多種化された核兵器と核攻撃手段を次々と作りだす」と、米国に改めて北朝鮮への敵視政策の撤回を迫った。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM13H2H_T10C17A8FF8000/


平壌市民、「怒り」誇示 制裁決議に連日抗議集会

トランプ米大統領と威嚇の応酬を続ける北朝鮮の首都平壌に13日までに入った。国連安全保障理事会の新たな制裁決議に対する「怒り」が渦巻く一方、市民生活は普段通りで“開戦前夜”のような緊張感は薄い。

「金正恩朝鮮労働党委員長の下で団結し、米国の悪質な制裁や圧力を断固として粉砕しよう」

市内では決議を「全面的に排撃する」と非難した政府声明を支持する集会が連日開かれ、参加者が米国と対決する決意を表明している。9日の大規模集会には約10万人が参加、公式メディアが大々的に報じた。

石炭や海産物などの輸出を全面的に禁じた制裁決議で北朝鮮の輸出は3分の2に減ると見込まれ、韓国の北朝…

https://mainichi.jp/articles/20170814/k00/00m/030/043000c