【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日、2014年4月に発生した旅客船セウォル号沈没事故の被害者遺族約200人を青瓦台(大統領府)に招待し、直接謝罪する。青瓦台が15日伝えた。

青瓦台は「3年過ぎても真相が究明されていないセウォル号沈没事故の被害者家族に会い、政府が国民の安全と生命を守ることができなかったことに対して直接謝罪し、遺族の意見を聞いて政府の考えや対策を伝える」と説明した。

文大統領が同事故の遺族を青瓦台に招くのは初めて。

文大統領は大統領選当時から、同事故の真相を究明する意思があることを明らかにしてきた。

大統領就任2日目の5月11日には事故について再調査すると表明し、同月15日には事故で犠牲となった臨時教員の殉職認定などを進めるよう指示した。

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5月13日、青瓦台でセウォル号事故被害者の遺族が送ってきた手紙を読む文大統領=(聯合ニュース)