数年前から役所に行くたびに太極旗(韓国の国旗)がどのように掲揚されているか関心を持つようになった。役所では365日太極旗を掲揚しているので、それがしっかり管理されているか気になったからだ。

太極旗の様子によってその役所のイメージが大きく変わることもある。幸い多くの役所で太極旗は清潔に正しく掲揚されていた。しかし中には管理がずさんなケースもあった。遠くからみて汚れていることがすぐわかるケースもあれば、ひどい場合は長く放置され色あせてしまったケースもある。

また掲揚台に長い間放置されていたり、一方の紐が切れ落ちて飛んでいく直前のようなものもあった。

何年か前にも同じ問題で意見を投稿したことがあるが、全く改善されていない役所も少なくない。しかも最近は大気汚染が進み、黄砂や粒子状物質などの影響で太極旗はすぐ汚れてしまうため、常にきめ細かい管理が必要だ。太極旗の管理は法律でも定められている。

国旗法施行令第22条には「国旗が汚れたりしわが寄った場合、国旗を破損しない範囲で洗濯あるいはアイロンがけをしてから掲揚・保管できる」と明記されている。家庭でも同じだ。国旗を掲揚する機会は年に数回しかないので、いつも清潔になおかつ大切に取り扱いたいものだ。

数日後には光復節(8月15日)だが、これをきっかけにどこの役所や家庭でも一度太極旗を手入れしてほしい。

キム・ヨンシクさん(チャムセモール代表)

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/08/18/2017081801524.html