2017年8月22日、財務網によると、北京市内の広場で中高年の男女が「日本鬼子を殺せ」をテーマとした「広場ダンス」を踊っているという。

記事によると、北京市の東直門にある広場では、毎日夕方になると中高年男女の一行が集まって「殺鬼子(日本鬼子を殺す)」というテーマの広場ダンスが行われる。

紹介された動画を見ると、おもちゃの銃を持った旧日本兵役の男性が、刀や銃を持ってダンスをする女性の周囲をウロウロし、最終的には女性たちに囲まれて降参する、というのが一連の流れのようだ。見物客も少なくない。

参加者は「もう8年くらいやっている。地方で演じたこともあるよ。毎日この時間が楽しみなんだ。(このダンスを踊っていると)もう社会から見捨てられないんだという気持ちになれる」と語っている。

どうやら、日本憎しというよりも衆目を集めることが目的のようだ。

これに対して、中国のネットユーザーからは「文革の残党みたい」「かつての紅衛兵が…」「抗日戦争に対する侮辱だ」「実に気分が悪い」「航空券を渡して、日本に行ってやらせろ」「こんなことするから社会から見捨てられるんじゃないのか?」など批判の声が相次いだ。

また、インドとの緊張が高まっていることから、「インドとの国境であなたたちを必要としている」と実際に前線に行くよう促すコメントも見られた。(翻訳・編集/川尻)

http://www.recordchina.co.jp/b188430-s0-c30.html

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