すさまじい経済発展を遂げた中国。香港メディアの鳳凰網は18日、「中国が強大になった秘密を日本をはじめ世界はついに知ったが、時すでに遅しだ」と論じる記事を掲載し、その理由について紹介した。

中国高速鉄道が現在、新幹線と海外でインフラ建設の受注競争を繰り広げているが、中国の高速鉄道産業の発展ぶりは眼を見張るものがある。

記事は、世界で日本にだけ高速鉄道があった1978年当時、中国ではまだ蒸気機関車が走っていたと紹介。その後、中国は日本をはじめとする国々から技術を購入し、極めて短期間で高速鉄道路線の建設に成功したと主張した。

さらに記事は、中国の新四大発明は、世界を震撼させていることを紹介。

その発明とは、アリペイやウィーチャットペイに代表される「電子決済」、電子決済が普及したことによって可能になった「シェアサイクル」、「高速鉄道」、最後にすさまじい規模の「インターネットビジネス」だ。

確かに、近年の中国はこうした分野で凄まじい発展を遂げている。

続けて、中国が急激に発展し、技術力を高めている背後には「中国人の学習能力の高さ」があるとし、中国は軍事面でも様々な技術の「封鎖」を受けていると指摘。

こうした逆境があるからこそ、中国人は屈することなく奮い立ち、封鎖された技術の自主開発に成功したのだと主張した。

さらに記事は、日本や欧米諸国が中国の勃興を懸念する理由は「中国の勃興によって生存空間を奪われるからだ」と主張。

中国は一国で欧米諸国と日本の全ての人口を合わせたほどの人口を抱えており、「人口の規模」と「中国人の学習能力の高さ」に欧米諸国は危機感を抱いているのだと論じた。(編集担当:村山健二)

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