【東京聯合ニュース】東京都の小池百合子知事が、9月1日に都立横網町公園で開かれる関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を断ったことについて、在日本大韓民国民団(民団)中央本部が小池知事に追悼文の送付を要請した。

民団は25日午後、誠意を持って追悼文をこれまで通り送ることを強く要請するという内容の文書を小池知事に送ったと発表した。 

民団は要請書で「1973年に横網町公園に民間団体が建設した朝鮮人犠牲者の追悼碑は数少ない貴重な追悼碑の一つ」と説明した。

また「関東大震災当時の朝鮮人虐殺の犠牲者数については諸説がある」と認めた上で、虐殺の事実は日本政府も認めており、犠牲者数の多寡を理由に追悼文の送付を断ってはならないと強調した。 

さらに「追悼の辞は犠牲者の数とは関係なく、犠牲者を追悼し、再発を防止しようとする気持ちを示す心の問題」とし、「虐殺の事実を隠そうとする流れには断固たる態度を持つことを願う」と訴えた。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2017/08/25/0200000000AJP20170825004200882.HTML


死者は国籍問わず多い=関東大震災追悼文見送りで−小池都知事

東京都の小池百合子知事は25日の記者会見で、9月1日に市民団体が主催する関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文を出さないことにした理由について

「亡くなった方々は国籍を問わず多かった。全ての方々への法要を行いたいという意味で、特別な形での追悼文提出は控えさせてもらった」と述べた。

式典は、関東大震災時に虐殺された朝鮮人を慰霊するため、都立横網町公園(墨田区)で毎年開かれている。歴代知事と同様に小池氏も昨年は追悼文を送っていた。

これについて小池氏は「昨年は慣例的に事務的にしていた。あとで私は知ったから、今回は私自身が判断した」と説明。

3月10日と9月1日に同公園内で営まれる大法要で追悼することを挙げ、「不幸な死を遂げられた方を慰霊する気持ちは変わらない」と強調した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017082501128&;g=pol