ショップの店頭には堂々とKanye West(カニエ・ウェスト)が手がける同ブランドのロゴを設置。一方の店内は、見たこともない配色のYEEZY BOOSTがずらりとディスプレイされている……。
言わずもがな、これらは全て偽物であり、シーンにおける中国の立場をより一層悪くしてしまうものに他ならない。
これには法的措置が執られる可能性も大いにある。
〈Under Armour(アンダー アーマー)〉のパクリブランド〈Uncle Martian(アンクル マーシャン)〉の商標権侵害や、〈Qiaodan Sports(チャオダン スポーツ)〉のMichael Jordan(マイケル・ジョーダン)に対する一方的な言いがかりなど、
アジア最大の経済国家より度々発生する盗作問題は業界に混乱を招くものばかりだ。ストリートシーンではブートレグがある程度許容されることがあるのも事実。
しかし、許容されるものは背景に“敬意”があったり、非商業目的なものであり、人を欺くものではない。特に実物を直接手に取ることのできないネット販売が流行している現代では、フェイクを購入してしまったということもしばしば。
読者のみなさんも偽物にはくれぐれもご注意を。
https://hypebeast.com/jp/2017/8/fake-yeezy-store-china