10歳の実の娘への性暴行、50代の控訴審も「懲役15年」宣告
裁判所「被害者が抱えて生きていくの痛みを考えると重く処罰」

わずか10歳にしかならない自分の実の娘を常習的に性暴行した人面獣心の50代に控訴審でも重刑が言い渡された。

一家の家長だったA氏(50)。しかし、彼は自分の娘には恐怖であり、恐怖の対象で平凡の中に悪魔の姿を隠していた。

A氏は、2007年、事実婚関係にあった妻との間で娘を産んだ。しかし、頻繁な夫婦喧嘩で妻が家出すると子供を保育園に預けたり、独りで育てた。

そうするうちに2016年3月16日、清州市の自分の家で眠っている娘(当時10歳)の身体を触るなど、強制的にわいせつした。彼の悪行はここで終わらなかった。

家出した妻に八つ当たりするかのようにほとんど毎日お酒を飲み、その度に自分の娘を強制的にわいせつして、それでも足りずに性的暴行までした。

A氏の畜生にも劣るふるまいは1年以上続き、耐えられなくなった娘が子供福祉館のカウンセラーにこのような事実を打ち明けて発覚し、彼の犯行は満天下にあらわになった。

大田高裁清州第1刑事部(イ・スンハン部長判事)は7日、親族関係による強姦など、計7つの容疑で拘束起訴されたA氏に原審と同じ懲役15年を宣告し、位置追跡電子装置の付着20年を命じた。

裁判所は、「自分が育てて保護すべき実の娘を繰り返し強制わいせつ、または性的暴行した被告人の反人倫的犯罪は、その罪質が極めて不良である」と述べ判示した。

続いて「被告人が犯行を認めて反省している場合でも、長期間にわたる性的虐待に人格を無惨に踏みにじられた被害者が、今後抱えて生きていく痛みを考えると原審の量刑は決して重くない」と控訴棄却の理由を伝えた。

ソース:News1 2017-09-07 14:57(韓国語)
http://news1.kr/articles/?3095194