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新潟県の米山隆一知事が、中国から日本へ帰化した石平 拓殖大学客員教授を差別する投稿をツイッターで行い、多くの批判を浴びている。米山知事は石平氏の投稿を引用し、帰化して日本で活動することを「吐き気を催すほど醜悪」と具体的に中傷しており、一切の言い訳が通用しない状況だ。

適不適の判断はさておき、いずれにせよ望月記者は自国の政府に対し直接対峙している。一方石平氏は今や、祖国を離れ、独裁政権と批判する中国政府と直接対峙することなく日本人向けに中国政府批判を展開しているに過ぎない。闘う望月記者の歌を闘わない石平氏が笑う事は吐き気を催すほど醜悪だと思う。

適不適の判断はさておき、いずれにせよ望月記者は自国の政府に対し直接対峙している。一方石平氏は今や、祖国を離れ、独裁政権と批判する中国政府と直接対峙することなく日本人向けに中国政府批判を展開しているに過ぎない。闘う望月記者の歌を闘わない石平氏が笑う事は吐き気を催すほど醜悪だと思う。 https://t.co/YR8F8NQInw
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) September 9, 2017

苦しい言い訳に長島昭久議員も苦言

石平氏は米山知事のツイートに「帰化人を日本人と認めない排外主義的態度だ!」と強く抗議している。

新潟県の米山知事は下記のツイートで、「醜悪」という言葉を使って私のことを批判している。彼は意図的に、人権侵害を平気で行う中国の独裁政権と、民主主義の手続きで選ばれた日本政府と混同している。この本質の差を無視して一方的に私を攻撃するとは、公人としては不見識であり、卑劣でさえある。 https://t.co/iZezpxQzI7
— 石平太郎 (@liyonyon) September 9, 2017

新潟県米山知事は下記のツイートで、「望月記者は自国政府と対峙している」と言うが、帰化人の私にとっても日本政府は自国の政府だ。しかし米山氏は望月記者に関してだけ「自国の政府」の表現を使うが、私を中国政府と結びつける。それは明らかに、帰化人を日本人と認めない排外主義的態度だ! https://t.co/iZezpxQzI7
— 石平太郎 (@liyonyon) September 9, 2017

この抗議に対し、米山知事は実に見苦しい言い訳をしている。

要するに私の申し上げているのは、どこかの独裁国家ならいざ知らず、石平氏の母国である民主主義国家の日本では、「権力と戦う」のに何のリスクも無い状況で言論によって対峙するのは当たり前なのであって、それを「吐き気を催すほどの自惚れだ!」などとする氏の指摘は全く当たらないという事です。 https://t.co/rdrtMd9sqH
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) September 10, 2017

これにより、米山知事への批判はさらに強まる。
見かねた長島昭久衆議院議員が、米山知事に直接苦言を呈す事態となる。

米山さんが仰りたいことを善意に解釈したとしても、体制批判をめぐって共産党独裁(逆らえば生命、身体の危機)の中国と、曲がりなりにも民主主義が機能している日本とを同列に論じて、石平氏の言論を「吐き気を催すほど醜悪」と批判するのは、些かバランスを失していると思います。 https://t.co/AHjiZHNf8R
— 長島昭久 (@nagashima21) September 10, 2017

米山知事はこれまでに何度も問題発言で話題になっており、炎上商法により売名ではないかという見方もある。しかし、今回ばかりは「釣り」では済まされないだろう。明確なヘイトスピーチであり、公人の発言としては過去に例をみないほどの醜悪さである。
辞職するべきだ。