イスラム教徒、危機感広がる=「反難民」党、議席獲得視野―独総選挙

9/9(土) 14:51配信

 【ベルリン時事】ドイツ連邦議会(下院)議員を選ぶ24日投票の総選挙まで2週間。

 メルケル首相が4選をほぼ確実にする一方で、「反難民」やイスラム教徒への厳しい政策を掲げる新興右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が
国政進出を視野に入れ、議席獲得をうかがう勢いだ。ドイツに住むイスラム教徒の市民の間には危機感が広がっている。

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 「(難民流入で)ドイツの状況は悪化した。われわれは自分たちの国を取り戻さなければならない」。AfDの筆頭候補ガウラント氏が1日、独中部の
町アイスレーベンでの集会で訴えると、約500人の住民らが大きな拍手で応えた。

 欧州難民危機の2015年、多くのシリア難民らがドイツに殺到した後、AfDは支持率が約15%まで上昇した。その後の難民流入数の減少で、ひと頃の
勢いは失ったものの、約10%の支持率を維持している。独議会の議席獲得には党の得票率が5%を上回る必要がある。議席が十分視野に入ってきた。

 ドイツの世論調査で「イスラム教はドイツに属するか」という質問に6割が「いいえ」と答えたという結果もある。イスラム教を信仰する難民や移民に
対し、多くの国民が心理的な隔たりを感じていることを示唆しており、一部でAfDへの共感にもつながっている形だ。過激派組織「イスラム国」(IS)信奉者に
よるテロが欧州で相次いだこともイスラム教徒に対する国民感情を悪化させたとみられる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170910-00000020-asahi-int

あれれ?ドイツを見習えと言ってたよな?韓国って…