慰安婦問題で日本を非難する人々に対して、常々、以下のような疑問を抱いています。
@当時の朝鮮では軍の慰安婦のみならず、民間人相手の売春婦も多数いました。
彼らは客が軍人であれば大問題、民間人であれば問題無し、と考えているように見えます。
A彼らが朝鮮戦争時の国連軍慰安婦を非難せず、旧日本軍慰安婦ばかりを非難するのはおかしいように思えます。
B21世紀の現代にも昔の慰安婦と同様に売春を余儀なくされている女性が多数います。
途上国では珍しくありません。日本を含む先進諸国でも皆無ではありません。
これらの現在進行形の問題に対して、彼らはあまり関心を持っていないように思えます。
C民間売春婦も軍慰安婦も、親に売られたケースが多くあります。
売った親を非難する声が聞こえてこないのは奇妙に思えます。
人身売買が問題であるのなら、売った側も非難されるべきです。
D彼らはなぜか、女性を騙したり、売買した売春業者を責めたりしません。
E軍慰安婦の大半は日本人でした。彼らはこの点を忘れているようです。
F日本軍が慰安婦を利用したのは、強姦事件の発生を防止するためでした。
彼らは強姦防止策を講じるべきでは無かったと考えているのか、
あるいは他の防止策があったと考えているのか、聞いてみたいところです。
G今日の豊かな日本・韓国でも、売春する人が少なくありません。
昔の貧しい日本・朝鮮では、金のために売春する人が多数いたのでしょう。
彼らには、このような背景に対する理解が欠けているように思います。
H上記の金銭目的の売春婦でも「私は好きでこのようになったのではない」と言うでしょう。
これは元慰安婦を含め、古今東西の売春婦全般について可能性があることだと思います。
彼らにはこのような洞察が乏しいようにも思えます。
I現状では、慰安婦問題について事実認識の相違がある模様です。
正常な議論のためには事実関係の整理と事実認識不一致の解消に向けた努力が必要です。
ところが彼らは事実関係整理のプロセスを恐れて拒否しているようにも見えます。