朝鮮通信使というのは、端的にいえば、
スパイ=情報収集外交団。
ヒデヨシ以降も日本はいつでも朝鮮を侵略できる国力があるのに、
何故しないのか、
という朝鮮王朝側の恐怖心、警戒心から出たもの。
本来なら宗主国様に朝貢しているだけでよかった。
実際には朝鮮側と対馬藩側にそれぞれの思惑があって、
いささか面倒臭いものにはなったが、
真の目的は敵情視察団を送りこんできたもの。