■ 自動列車停止装置のテスト中
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13日午前4時30分ごろ、京畿道楊平郡を走る首都圏電鉄・京義中央線のソウル方向の線路で、
試験運転中の列車が停車中の列車に追突する事故があった。

この事故で、動いていた列車に乗っていた機関士(45)が死亡し、別の機関士(64)はあばら骨骨折の
重傷で病院に搬送された。このほか2台の列車の機関士と信号手ら5人が軽傷を負った。京義中央線
は復旧作業の終わった午後1時30分すぎまで列車の運行が中断または遅延した。

韓国鉄道公社(KORAIL)によると、2台の列車は最近、自動列車停止装置(ATP)の改良作業を終えて、
この日は作動テストを実施していた。ATPは制限速度を超えたり前方に別の列車がいたりすると
機関室に異常信号を送り、自動で列車を停止させる装置だ。

2台の列車は来年2月に開幕する平昌冬季五輪で選手団と観客を円滑に輸送するために、水色−
西原州区間(108.4キロ)の運行速度を従来の時速100キロから時速150キロに引き上げる予定だった。
速度を速めると事故の危険も高まるため、ATPを改良したわけだ。

この日午前4時に西原州駅を5分違いで出発した2台の列車は、楊平駅までは間隔を保って運行して
いた。先行する列車は楊平駅の手前でATPの作動確認のために停止したが、後続の列車が停止
せず、そのまま衝突した。KORAILと鉄道施設公団は今回の事故がATPの故障なのか機関士の過失
なのか、原因を調査している。

ソース:朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/09/13/2017091303083.html